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阪神タイガースの歴代監督がチームに残したモノ

2016 8/13 15:01
宝箱
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Photo by StefanoT/Shutterstock.com

監督とは、何をもって評価されるのか知らない方も多い。
戦術だけではない、歴代監督の残したモノを紹介する。

日本一監督・吉田義男監督の残したモノ

阪神の監督と聞いたら、まず浮かぶうちの一人が吉田義男監督ではないだろうか。第一次政権の1975年から1977年はそれぞれ3位、2位、4位。その後の低迷を受けて1985年に就任すると、21年ぶりの優勝、そして球団初の日本一へと導いた。
その後、いわゆる「暗黒期」の1997年、1998年にも指揮をとっている。選手としては、名ショートで「牛若丸」とも称されたこの小兵の指揮官は、チームに何を残してくれたのだろうか。
最大の置き土産は、2003年の優勝の原動力となる、今岡誠、関本健太郎、浜中治、井川慶らを育成したことと、中日から矢野輝弘を獲得したことだろう。野村監督時代に冷遇された今岡選手は、次の星野監督のもとで花開いた。まさに先見の明があったと言えるだろう。

ID野球・野村克也監督の残したモノ

南海ホークスでは歴代2位の通算本塁打数の記録をもつ名選手、ヤクルトスワローズでは、9年間に3度のリーグ優勝と、二度の日本一にチームを導き、名将の名をほしいままにした。
1999年には三顧の礼をもって、タイガースの指揮官として迎え入れられたが、結果は球団史上初の3年連続の最下位に終わり、結果を残したとは言えないでいた。
ただ、当時からタイガースはOB会の力が強かったり、フロントが首尾一貫した方針を打ち出せないなど、戦う集団になっていなかったという事実があった。
野村監督はその膿を溜めるところまで溜めた監督とも言える。そして、溜まりきった膿が治療されるのは、次の星野監督の登場を待たなければならなかった。

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