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読売ジャイアンツの歴代監督がチームに残したモノ


読売ジャイアンツ

Photo by David Lee/Shutterstock.com

日本に現存する12球団の中で最も長い歴史を誇る読売ジャイアンツ 。
本記事では、常に国民的球団として注目を集めてきた読売ジャイアンツの歴代監督を取り上げて解説する。

ドジャース戦法を持ち込んだ男”川上哲治”

読売ジャイアンツの歴代監督の中で名監督は?と言った質問があれば、川上哲治監督は間違いなく名前が出てくるだろう。読売ジャイアンツだけでなくプロ野球における名監督といった質問でも同じだ。
王貞治、長嶋茂雄、堀内恒夫といったスター選手たちを束ねて操縦するのは並大抵ではない。勝つことで選手、ファン、首脳陣を納得させてきたのだ。
選手の操縦法だけでなく、川上哲治監督はメジャーリーグの”ドジャース戦法”を用いて、いわゆる”スモールベースボール”を日本に普及させた。選手が揃って戦術もハマれば怖いものなしだ。その結果がV9という偉業となった。
川上哲治監督時代の選手たちは、後にプロ野球の監督になり、その教えは未だに受け継がれている。

国民的スター”長嶋茂雄”

国民的スターであり、ミスタープロ野球と呼ばれた長嶋茂雄は、引退と同時に読売ジャイアンツの監督に就任する。当時39歳、「情熱」の青年監督の誕生だった。
1975年から1980年までの第一次長嶋政権では、思うような結果を残せず、志半ばで辞任となってしまうが、第二次長嶋政権となる1993年から2001年では、”国民的行事”、”カンピューター”など、様々な言葉を生み出すなど余裕も生まれていた。
選手の時から常にハッスルプレーでファンの心を掴んでいた長嶋茂雄は、監督になってからも”野球はエンターテインメントなんだ”ということを全国民に伝えたかったのではないだろうか。

我慢の男”藤田元司”

国民的スターである長嶋茂雄監督の後を受けたのが、読売ジャイアンツのエースナンバーを背負っていた藤田元司だ。
藤田元司監督が就任した当時は、長嶋茂雄監督を解任に近い形で辞任させたことで、藤田元司監督に逆風が吹き荒れていた。
そんな逆風の中、藤田元司監督は、現役を引退した王貞治助監督、牧野茂ヘッドコーチとのトロイカ体制で、V9以来の日本一を勝ち取った。
この時、助監督だった王貞治は、藤田元司監督から”逆風に飲み込まれない冷静さ”、”我慢”を教わったとインタビューで語っている。どんな状況でも我慢、冷静さは大切だ。

若大将から名監督へ”原辰徳”

2002年、2003年の第一次原政権、そして2006年から2015年の第二次原政権で12年にわたって読売ジャイアンツの監督を務めた原辰徳は、選手の起用法に筋が通っていた。
実績のあるベテラン選手はなかなかスタメンを外したり二軍に落としたりしにくいものだが、原辰徳監督は結果が出ないと容赦なく外した。選手、周囲を納得させて外すのだ。
読売ジャイアンツの監督は、”勝って当然”という雰囲気の中、強烈なプレッシャーとも戦う。勝つためには非情にならなくてはいけない時があるのだ。
そんな中で、原辰徳監督はうまく選手を起用して実績を残してきた。優しいだけではなく非情な一面も監督には必要ということを教えてくれた。

読売ジャイアンツの監督とは

読売ジャイアンツの監督は”勝って当然”というプレッシャーの中で”育成しながら勝つ”ということを求められる。そんな大きなプレッシャーの中、結果を残して後進も育ててきた名監督には、改めて敬意を払いたいものだ。
現在の高橋由伸監督も、まだ40代ということで長期政権が可能な年齢だ。原辰徳監督のような長期政権を築くのか、チームを短期間で整備して後輩に託すのか、読売ジャイアンツの監督動向から目が離せない。

まとめ

2016年から高橋由伸監督が就任し、新たな読売ジャイアンツの歴史を作り始めた。偉大な名監督の残してくれたモノを継承し、さらなる高みを目指して欲しい。

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