人的補償で移籍から飛躍!高濱卓也選手|【SPAIA】スパイア

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人的補償で移籍から飛躍!高濱卓也選手


横浜高校では下級生ながらレギュラー定着

高濱卓也(たかはまたくや)選手は佐賀県出身で佐賀県内の高校に進学予定だったが、神奈川県の名門である横浜高校に進学した。高濱選手は、1年時から遊撃手としてレギュラーを獲得し、2年春の選抜甲子園に背番号「6」で出場を果たす。
大会序盤は快音が聞かれなかった高濱選手だが、勝ち進むに連れて当たりが出始める。準決勝では5打数4安打、決勝では6打数4安打と爆発。全国制覇に大きく貢献した。この大会では唯一の下級生として全試合に出場し注目を浴びていたのだ。
春夏連覇を狙って挑んだ夏の甲子園では、初戦で大阪桐蔭高校と対戦する。大阪桐蔭高校の4番は中田翔選手(日本ハム)だった。この試合で高濱選手は、4打数1安打に終わる。一方、中田選手は3打数2安打1本塁打の活躍。横浜高校は6-11で敗れ、初戦で春夏連覇の夢は潰えてしまったのだ。
3年時は、春夏ともに甲子園出場を果たすことはできず、2年夏の甲子園が最後の甲子園となった。3年時に甲子園出場はならなかったものの、高濱選手はドラフトでも上位指名が予想されていた。高濱選手は、1巡目で阪神タイガースと横浜ベイスターズが入札。抽選の末に阪神入団が決まった。

ファームでの3年間

高濱選手は、2007年の高校生ドラフトで阪神から1巡目指名を受け入団。高卒ルーキーということもあり、一軍での試合はなく、二軍で修業の日々が続く。ルーキーイヤーの2008年は、故障もあり二軍の試合出場もなく、リハビリとトレーニングに費やした。
2年目となる2009年に二軍で初出場を果たし、28試合に出場、打率.194(31打数6安打)の成績を残す。6安打は全て単打となっており、長打がでずパワー不足は目立った。この年も一軍昇格はなく二軍でシーズンを過ごしている。翌2010年は、出場試合数を39に伸ばしチャンスを多く与えてもらえるようになった。しかし、打撃の向上は見られず打率.195(82打数16安打)と前年同様の低水準に終わってしまう。この年も長打は、二塁打が1本のみと長打力の改善は見られなかった。
守備では遊撃(32試合)をメインで守り三塁(4試合)、二塁(2試合)と、他のポジションも少ない試合数ではあるが守っていた。2010年当時、阪神一軍の遊撃手は不動のレギュラーとして鳥谷敬選手が務めており、遊撃手として一軍での出場は難しい状況だった。
その、高濱選手に転機が訪れたのだ。

人的補償でロッテへ移籍

2010年まで一軍出場はなかった高濱選手は、4年目のシーズンへ向けて春季キャンプで首脳陣に向けアピールを行っていた。キャンプ当初は二軍スタートだったものの、チーム内の紅白戦でアピールに成功し一軍帯同を果たす。
開幕一軍切符を手に入れるため、好スタートを切ったのだ。それに目をつけたのは阪神首脳陣だけではなかった。このシーズンオフに阪神は小林宏之選手をFAで獲得していたが、その補償としてロッテが阪神の選手をチェックしていたのだ。
高濱選手が活躍するに連れ、スポーツ紙などでも大きく取り上げられることが多くなった。もちろん、ロッテの関係者も現場で高濱選手をチェックしている。そして3月1日にロッテから人的補償選手として高濱選手を獲得する発表がなされたのだ。
高濱選手は阪神での一軍定着をアピールしていたしたが、ロッテへの移籍となったのだ。この年ロッテは、遊撃手のレギュラーだった西岡剛選手がミネソタ・ツインズへ移籍。中堅手の荻野貴司選手が遊撃を守る報道などもでており、遊撃手の不足が懸念事項となっていた。そこに高卒4年目となる高濱選手を獲得したのだ。
入団から2年目、3年目のシーズンに二軍で打率が2割を切っていた選手を獲得するのは勇気がるが、春季キャンプの活躍ぶりを見て決断したのだろう。
ここに、ロッテ高濱選手が誕生したのだ。

ロッテ移籍一年目で一軍デビューを果たす

ロッテに移籍した高濱選手は、初年度となる2011年から一軍出場を果たす。19試合に出場し打率.208(48打数10安打)の成績を残す。一軍でもパワーは足りず二軍時と同様に長打は二塁打1本のみだった。2012年、2013年と一軍での出場は一桁にとどまり停滞してしまう。
高濱選手が覚醒したのは、2014年シーズンからだった。このシーズンは二軍で73試合に出場し、打率.355、4本塁打、41打点の成績を残す。この成績で首位打者、最高出塁率(.438)、技能賞を獲得した。5月下旬から6月上旬には、一軍でスタメン出場も果たす。この年スタメン初出場となった試合で、マルチ安打を達成し、翌日の試合でも二塁打を放つなど結果を残す。しかし、その後は結果が出ず6月に二軍降格。二軍での活躍につながった。
9月にも一軍昇格を果たした高濱選手は、キャリア最高の36試合に出場。打率.232、0本塁打、7打点の成績をマークした。また、長打も二塁打1本、三塁打3本と打てるようになり翌年以降の飛躍に期待が持たれた。
2015年も一軍で2014年同様の成績を残し、サブメンバーとしての役割を果たすようになる。そして、2016年に53試合に出場し、打席数も初めて100を超える153打席を与えられる飛躍を遂げた。この年の高濱選手は、53試合に出場し、打率.215、3本塁打、13打点と初本塁打も記録している。
レギュラー争いに加わるまでの選手に成長した年でもあった。2016年シーズンオフに、正遊撃手の鈴木大地選手が二塁手へコンバートされ、2017年シーズン以降のレギュラー獲得が期待されている。

弟に負ける訳にはいかない

高濱選手には、北海道日本ハムファイターズに7歳下の弟である高濱祐仁(たかはまゆうと)選手がいる。高濱祐仁選手は、高濱卓也選手同様に横浜高校へ進学し、1年生の時から4番を張り甲子園出場も果たしている。
その弟が2014年のドラフト会議で、日本ハムから7位指名されプロ入りを実現させた。兄弟プロ野球選手が誕生したのだ。高濱祐仁選手はルーキーイヤーとなる2015年から一軍出場を果たしたが、2016年は出場がなかった。
兄である高濱卓也選手がブレイクをした年、弟高濱祐仁選手は出場がなく対照的な成績となってしまった。近い将来、高濱兄弟揃っての活躍に期待したいところだ。

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