圧倒的な守備を魅せる球界No1中堅手・岡田幸文選手|【SPAIA】スパイア

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圧倒的な守備を魅せる球界No1中堅手・岡田幸文選手


アマチュア時代から俊足の1番打者として活躍

岡田幸文選手は高校時代、栃木県の名門作新学院高校でプレーしていた。2年時からレギュラーとして活躍していた岡田選手は、持ち前の俊足を生かした巧打の1番打者としてプレー。そこでの2番打者だったのが、2016年夏の甲子園選手権大会優勝監督である小針崇宏選手だった。
つまり、現在では甲子園優勝監督とプロ野球選手が、高校時代は1番打者と2番打者のコンビとして活躍していたのだ。このコンビプレーでの甲子園出場はならなかったが、栃木県大会決勝まで進出を果たしている。岡田選手は当時のことを振り返り「小針さんは頭の切れる先輩だった。小針さんが2番打者にいたから僕が1番打者として思いきりプレーできた」と語っている。作新学院高校が甲子園制覇を果した際も、自分のことのように喜んび祝福していた。
作新学院高校から東都大学野球の名門日本大学へと進学した岡田選手。入学後ヒジの故障があり手術を経験し、全治1年以上と診断されたことから大学を中退する。日本大学中退後は、地元である栃木県の全足利クラブに加入し、都市対抗野球を目指す。当時、クラブチームでは強豪といわれた全足利クラブだが、北関東の壁は厚く岡田選手在籍時に都市対抗野球出場はならなかった。
その後、岡田選手がプロ入り後となる2014年に、36年ぶりの都市対抗野球出場を果たしている。
岡田選手は都市対抗野球に出場できなかったものの、全日本クラブ野球選手権で優勝を果たす。その活躍が認められ、2008年のドラフト会議で育成6位で千葉ロッテマリーンズから指名を受けた。

育成入団からレギュラー獲得

岡田選手は、2008年のドラフトでロッテから育成6位で指名を受け入団に至る。1つ上の指名に当たる育成5位は、2016年までクローザーを務め日本代表にも選ばれた経験のある西野勇士(にしのゆうじ)選手だった。この年のロッテは、育成指名から2人の主力選手を獲得しているのだ。
岡田選手はロッテと契約し、翌2009年のシーズン開幕前となる3月30日に支配下登録を勝ち取る。しかし、1年目に一軍登録されることはなく二軍でのプレーとなった。二軍では33試合、打率.226、0本塁打、4本塁打、5打点の成績を残している。
岡田選手は、2010年から一軍で試合に出場し、72試合に出場。育成入団から一軍の半レギュラーまで上り詰めた。翌2011年には完全にレギュラーへ定着し、144試合全試合に出場。元育成選手による全試合出場は、史上初めての快挙でもあった。この年は、ゴールデングラブ賞も獲得するなど大ブレイクの年となった。
以降、全試合出場はないが守備の名手として活躍。50メートル5秒台の俊足を生かした広範囲の守備は、年齢を重ねても衰えていない。

圧倒的な守備力

岡田選手といえば、守備が取り上げられることがほとんどだ。中堅の守備に関しては右に出るものはおらず、ロッテだけではなく球界でも一目置かれる存在となっている。広い守備範囲だけではなく考える守備を実践している岡田選手。打者が打球を打つその直前に風、投球コース、パワーなどを瞬時に計算し半歩スタートを切るのだ。この優れた状況判断が広い指範囲を実現させているのだ。
また、通常の中堅手よりも浅めに守ることが多い岡田選手は「後方の打球を取るほうが得意」と語っている。後方の打球はフェンスがあることから苦手とする選手も多い中、岡田選手は自身の武器にしているのだ。
圧倒的な俊足、打球判断力が兼ね備わった岡田選手だからこそ美技を連発。チームを救う好守備を見せることができている。これは「天才」だからではなく今までの経験、そしてアマチュア時代から行っている日々の練習で培ったものなのだ。

伝説となった2011年6月15日

岡田選手の守備を語る上で外せない試合がある。それは2011年6月15日に行われた交流戦のvs.巨人戦だ。この試合、岡田選手は東京ドームを縦横無尽に駆け巡り3つの超ファインプレーを披露し、全国的に名前を知らしめた。
巨人が1-0でリードして迎えた2回裏、1死一塁で阿部慎之助選手は右中間へ大飛球。打った瞬間、走者、打者、ファン、皆が「間を抜ける!」と思ってもおかしくない会心の当たりだ。一塁走者の長野久義選手は「抜ける!」と確信しスタートを切った。誰もが追いつかないと思った当たりに、岡田選手は追いついたのだ。フェンスに激突しながらもボールを掴みアウトにし、スタンドからの大歓声を受けた。
2つ目のプレーは5回裏に訪れる。2死一塁で坂本勇人選手が放った打球は、左中間へ。普通であれば「抜ける」打球だったが、岡田選手は颯爽と現れ、余裕すら感じさせるランニングキャッチ。またしても、敵味方関係なく大きな拍手を受けた。
そして最後は8回裏だった。巨人が2-1と1点リード2死一塁の場面で小笠原道大選手が右中間へ二塁打コースの当たりを放った。しかし、ここでも岡田選手がダイビングキャッチで好捕し、巨人の追加点を許さなかった。
岡田選手のこの3つの美技もあり、失点を防いだロッテは9回表に逆転し、3-2で巨人を下す。この日の試合、巨人は岡田選手に負けたと言ってもいいようなそんな試合だった。

プロ入り以来本塁打0

岡田選手はプロ入りから2016年終了時点まで本塁打がない。2010年のプロ入り以来、2443打席本塁打無しとなっており、これはNPB記録となっている。デビューから”くくり”をなくすと、元阪神の赤星憲広選手が2528打席本塁打なしという記録を持っているが、こちらも2017年シーズン中の更新が確実となっている。
岡田選手の体型は、身長177センチ体重70キロで、特別小柄というわけでもない。二塁打、三塁打は毎年放っているのに、本塁打だけは放つことができていない。
岡田選手はハッキリと「本塁打を打ちたいですよ」と契約更改時にコメントし、「赤星さんを超えたら打つ。記録はなんでも持っている方がいいですし」と笑い「ホームランを打ったらバク宙でホームインします」と付け加えている。
1986年日本シリーズに、西武時代の秋山幸二氏が見せた伝説のバク宙ホームインを再現してくれるのだろうか。2017年シーズン中の初本塁打、バク宙ホームインに期待がかかる。

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