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2度のゴールデングラブ賞もレギュラーは危うい!?荒波翔は復活なるか

2017 5/17 09:55Mimu
野球 外野
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若手と競争となった2015年シーズン

荒波選手のレギュラーが白紙に戻ってしまったわけですが、その競争相手は主に若手選手となります。93年生まれの桑原選手を中心に、94年生まれの乙坂智(おとさかとも)選手や95年生まれの関根大気(せきねたいき)選手らと争うことになったのです(荒波選手は86年生まれ)。それでも、開幕スタメンこそ桑原選手に譲ったものの、中盤以降は存在感を発揮しました。4人の成績は以下の通り

荒波翔  70試合 .298(188ー56) 4本塁打 14打点 4盗塁
桑原将志 60試合 .184(104ー19) 1本塁打 5打点 1盗塁
乙坂智  52試合 .226(124ー28) 3本塁打 10打点 2盗塁
関根大気 55試合 .222(144ー32) 1本塁打 10打点 8盗塁

こうしてみると、荒波選手の面目躍如と言ったところでしょうか。開幕スタメンだった桑原選手は調子が上がらず、4月中にスタメンのチャンスがやってきます。打撃も好調をキープし、前半戦での首位ターンに大きく貢献したといえるでしょう。特に得点圏打率は.355と勝負強さを見せました。
しかし、6月の後半に昨年と同じく右足の付け根を負傷してしまい、登録抹消。そして後半戦からはチーム全体が不調になってしまい、結局最下位になってしまったのです。チームが苦しいときに戦列を離れてしまっていたのは、すこし痛かったですね。

どん底を味わった2016年シーズン

2016年シーズン、荒波選手はどん底へとたたき落とされてしまいます。開幕戦こそスタメンを勝ち取るものの、調子が上がってこず、5月序盤へ2軍落ち。その後は9月まで1軍に上がってくることができず、結局36試合で.195という数字に。ヒットは17本、盗塁に至っては0という結果に終わってしまいました。
そして何よりも荒波選手にとって向かい風なのが、この間に桑原選手が完全にレギュラーに定着してしまったということです。桑原選手は133試合に出場し、規定打席にも到達。.284(462-131) 11本塁打 49打点 19盗塁という見事な成績を残したのです。特に打撃成績では荒波選手が今まで残せなかったようなの打率、本塁打数をマークしており、すっかりベイスターズの1番センターとしておなじみになりました。チームにとっては喜ばしいことですが、荒波選手にとっては首筋が寒くなる一方です。
今後荒波選手がレギュラーに返り咲くには、桑原選手以上の打撃成績を残し、かつケガをせずに1年間戦い抜くことが大切になるでしょう。その守備力では未だにDeNAの外野陣の中ではトップクラスです。それだけに、粗い打撃とケガの多ささえなんとかなれば、と願わずにはいられません。

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