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その打撃・守備はまだまだチームに必要!大島洋平これまでの貢献度とは


2017年も竜のリードオフマン!

2017年シーズンも引き続き中日ドラゴンズを引っ張ってくれることとなった大島洋平選手。2016年オフ、平田良介選手とともにその去就が注目されていたが、両人とも残留ということで、ファンとしては一安心だったことだろう。何せ2人とも攻守にわたってドラゴンズの中心だったから、彼らが抜けてしまえば戦力の大幅ダウンは免れない。今回はそんな大島選手の打撃・守備の両面にわたっての貢献を振り返っていこう。

入団時から高く評価された守備力

大島選手は愛知県の享栄高校から駒澤大学、日本生命を経て2009年のドラフトで5位の指名を受け入団した。大卒社会人というため、当時は24歳とほかの新人よりもやや年上、しかも2009年の春には長男が誕生しており、安定した社会人を捨てるかどうか悩んだそうだが、やはり地元中日ドラゴンズからの指名、そして奥さんからの後押しもあり、入団に至った。

当時の落合監督からその守備力を高く評価されており、下位指名ながら即戦力として期待されていた。当時ドラゴンズの外野陣は和田さんがレフトで不動、センターは前年に藤井淳志選手がブレイクを果たしていたものの、まだまだレギュラー固定とまでは行っていない状態だ。ライトのポジションもレギュラーがおらず、その2つのポジションを野本選手や堂上剛裕選手(現読売ジャイアンツ)、平田良介選手らと競走することとなったのだ。

ルーキーイヤーから日本シリーズでも活躍

そんな中、キャンプ中から首脳陣の評価を勝ち取り、1番センターで開幕スタメン出場を果たす。アマチュア時代から1番センターは大島選手の定位置。それをプロでも任されるというのは、本人にとってもかなり大きな自信となっただろう。翌日にはプロ入り初安打も記録。4月中に2軍に落とされたこともあったが、復帰後は2番センターとしてほぼ固定される。結局104試合の出場で、.258(314−81) 0本 17打点 8盗塁という成績だった。
守備でも安定した活躍を見せ、同年の日本シリーズにも6試合に出場。シーズン以上に好調で、.391(23−9) 5打点と、見事な成績を残した。これが認められてか、オフシーズンには年俸の大幅アップとともに、背番号も32から8へと変更。球団からはさらなる期待がかけられたのだ。

規定打席不足ながらゴールデングラブ賞を獲得

翌年以降もセンターの定位置を確保する。ただし、前年と違って7番という下位打線での起用となった。さらに開幕から調子が上がってこず、5月には2軍に降格。この間に調子を上げてきた平田良介選手に、ポジションを譲ってしまう。それでも何とか7月に再登録されると、センターのポジションを奪い返した。
しかし、依然として平田選手も好調を維持しており、2人でセンター・ライトを組むことが多くなっていく。現在ではおなじみのコンビだが、この頃から徐々に増えてきたのだ。ただ、96試合の出場と昨年よりやや減ってしまい、最終的な成績も.243(300−73) 3本塁打 18打点 8盗塁。プロ初を含む3本塁打記録した以外は、前年並みか前年を下回る成績におわった。
それでも、守備面では再三にわたって良いプレーを見せ、規定打席不足ながらゴールデングラブ賞を獲得。すでに守備ではプロの中でも一流ということが、周囲にも認められはじめた。

2012年は打撃覚醒!その秘密とは

2012年には打撃面でも見事な活躍を見せた。144試合にすべてに出場し.310(555−172) 1本塁打 13打点 32盗塁という成績を残したのだ。32盗塁で盗塁王を獲得したほか、ゴールデングラブ賞にベストナインも受賞。一気にリーグを代表する選手へと駆け上がっていったのだ。欲をいえば盗塁成功率(.653)や打点(13打点)をもう少し増やしてほしかったところだが……。

とはいえ、その打率にはやはり目が行く。.240〜.250だった打率が一気に.310まで上昇したのだ。どうしてここまで打撃成績を向上させることができたのだろうか。その秘密は「引っ張りの意識」と「打席内でのタメ」にあった。

3つのポイントが噛みあって打撃好調に

引っ張ることを意識するとはいっても、単にそれだけだと内角を強く意識してしまい、体の開きも早くなりがちだ。そうすると今度は外角が打てなくなってしまう。だが、大島選手はその意識を持ちつつも、今まで以上に足を外に踏み込むと、さらに「タメ」をつくることで、内角にも外角にも対応できるフォームを作り上げたのだ。

また、バットにも変化があったという。今までは細いグリップを使っていたようなのだが、この年からは太いグリップのものを使うようになったのだ。細いグリップは、遠心力が使いやすく、しっかりとバットの芯でとらえることができれば、かなりの飛距離を出すことができる。しかし、調子の良いときはヒットを量産できても、調子が落ちてくるとどうしてもバットがスムーズに出ずに差し込まれてしまうことも多く、特に内角の球への対応が難しくなってしまう。

しかしこの年から太いグリップのものを使用したため、インコースに差し込まれる打球も少なくなった。しっかりと踏み込んでも、内角に差し込まれず、さらに踏み込んでいることで外角への対応力もアップ。いろいろなことがかみ合って、ここまで打撃成績が向上したのだ。

一歩目の速さで球界屈指のセンターへ

以降、大島選手は不動のセンターとして君臨する。翌2013年はやや成績を落としてしまうものの、その分守備で大活躍。特に7月の広島戦、1点リードながら岩瀬仁紀選手が2死満塁のピンチを招いてしまうが、ここで迎裕一郎選手の放った左中間への当たりを見事にダイビングキャッチ!さよならのピンチを救う活躍を見せたのだ。

やはりセンター守備といえば、大島選手の最大の魅力だろう。キャリア7年ながらゴールデングラブ賞を5度も獲得(2011〜2012、2014〜2016)。俊足を生かした広い守備範囲、高校時代は投手を兼任していたほどの強肩に加え、毎年140試合以上に出場するタフさも兼ね備えている。

特に評価が高いのは「一歩目の早さ」だ。プロの選手は、ピッチャーの配球を元にある程度打球方向を予測しておき、バッターが打った瞬間に一歩目を踏み出せるようにしている。しかし、この一歩目は早すぎてもダメで、バッターにスイングを変えられて逆を突かれてしまうということもあるのだ。
だが、大島選手はそうならないギリギリのところで一歩目を踏み出し、打球の落下点へとすばやく入り込んでいる。時間にするとほんの一瞬の世界なのだが、大島選手はここに抜群の強さを見せ、球界でも屈指のセンターとして知られるようになったのだ。

大島選手の残留が2017年ドラゴンズ最大のポイント

2014年には.318(585−186) 2本塁打 28打点 28盗塁。2016年シーズンも全143試合に出場し.292(599ー175) 3本塁打 27打点 26盗塁という成績を残している。7月20日にはサイクルヒットも達成した。
このように、大島選手の攻守にわたる活躍は、いまやチームにとって欠かせないものとなっている。これほどの選手が残留してくれたのは、本当にチームにとって大きい。これからもドラゴンズのセンターは彼以外に考えられない。

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