ミスター 長嶋茂雄
ミスターの愛称で親しまれる長嶋茂雄氏は、プロ野球ファンを熱狂させた元プロ野球選手だ。
1958年に読売ジャイアンツに入団し、巨人の4番打者として活躍し、王貞治氏とともに日本国民に愛され続けている。
1974年には現役を引退し、巨人の監督に就任した。
2013年には国民栄誉賞を受賞した。
長嶋氏の天然振りは有名だが、ゴルフ場で知り合いに会った時に、「今日は何をしに来たの?」と質問をしたり、自分がビートたけし氏をゴルフに誘っておいて、「タケちゃんも今日ゴルフ?」と緊張して待っているたけし氏に声をかけるなど、数々のおちゃめなエピソードがある。
野球だけではない伝説エピソードを持つ、長嶋氏だからこそこんなにも日本国民に愛されているのだろう。
日本人の誇り!イチロー
イチロー(本名 鈴木一朗)氏は、愛知県出身のプロ野球選手だ。
1991年にドラフト4位でオリックス・ブルーウェーブに入団し、1992年の対福岡ダイエーホークス戦で本名の「鈴木一朗」として、一軍の初出場を果たした。
2000年に野手としては日本人初のメジャーリーガーとして、シアトル・マリナーズと契約した。
2012年にはトレードでヤンキースに移籍し、2013年には「現役選手で殿堂入りが確実な5人」をCBSスポーツが特集し、イチロー氏を選んでいた。
2015年にはマーリンズに移籍し、2016年には異論はあるものの、歴代最多のローズを超え日米通算の最多安打記録を達成した。
50歳まで現役と話すイチロー氏の今後の活躍からも目が離せない。
怪物! 田中将大
現在MLBのニューヨーク・ヤンキースで活躍しているメジャーリーガーで、兵庫県出身のプロ野球選手。
2006年のドラフト会議で日本ハム・オリックス・バファローズ、ベイスターズ、楽天から一位指名を受けて、抽選で楽天が交渉権を獲得した。
楽天に在籍中の2009年、第2回WBCの日本代表に選出されて、大会2連覇に貢献した。
2014年、ニューヨークヤンキースと契約し、メジャーリーガーになり現在も活躍中だ。
大阪府出身 ダルビッシュ有
イラン人で元野球選手の父と、日本人の母の間に生まれた。
2004年、ドラフト1位で日本ハムに指名され仮契約を結んだ。
2005年、前年の12月に右ひざの関節を痛め、ドクターストップがかかったため、春季キャンプは2群スタートとなってしまったが、リハビリを続けその後イースタンで初登板し、完封勝利も記録している。
2012年には、レンジャースと契約し、日本ハム時代と同じ背番号11番に決まり、現在も活躍中だ。
野茂が投げれば大丈夫! 野茂英雄
大阪府大阪市出身の元プロ野球投手。
NPBとMLBで活躍した。
1989年のドラフトでは史上最多となる8球団から1位指名を受け、抽選の結果、近鉄バファローズが交渉権を得た。
球を投げる時に、背中を打者に向けるという、独特の「トルネード投法」からのフォークボールを武器にしていた。
1995年の2月に、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、5月のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビューを果たした。
日米で「NOMOマニア」という言葉も生まれるほどの人気で1995年には「野茂英雄のテーマ、HIDE~O」という応援歌まで発売されるほどだった。
2008年に、現役を引退し、臨時コーチなどを経て、2016年にサンディエゴ・パドレスのアドバイザーに就任した。
これからも日本人選手の活躍を応援したい。