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広島の優良外国人助っ人・ブラッド・エルドレッド選手

2017 4/12 20:20cut
baseball,homerun
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出典 Cake6

来日3年目で本塁打王獲得

ブラッド・エルドレッド選手は2012年シーズン途中にメジャーリーグのデトロイト・タイガースから放出され広島と契約を結ぶ。
6月中旬に契約し7月10日の来日初出場からシーズン終了まで一軍に帯同。65試合に出場し打率.262、11本塁打、35打点の成績を残す。11本塁打は堂林翔太選手の14本に次ぎチーム2位、打点は梵英心選手、堂林選手に次ぎチーム3位だった。出場試合数が65試合と約半分にもかかわらずこの成績を残したことで契約延長となった。
2013年は故障もあり66試合の出場で打率.247、13本塁打、32打点と期待に応えることができない。 2014年も契約延長をなんとか勝ち取ったエルドレッド選手。この年は、開幕2戦目となった中日戦で2本の本塁打を放ち勢いに乗ると4月末終了時点で打率.373,8本塁打、23打点と大爆発したのだ。この活躍で自身初となる月間MVPを獲得し絶好調のまま5月を迎える。
しかし、エルドレッド選手の好調は長く続かず極度の不振に陥ってしまうのだ。6月は63打数12安打、打率.190、8本塁打の成績で本塁打は出るものの三振も多く、本塁打か三振という極端な成績だったのだ。7月は盛り返したものの8月は月間打率が1割にも届かず.083と更に落ち込んだ。それでも、前半戦の貯金でシーズンを乗り切り打率.260、37本塁打、104打点でシーズンを終え、初のタイトルとなる本塁打王を獲得したのだ。
2015年も本塁打王を取るような活躍を期待されるが開幕前の手術もあり79試合の出場で打率.227、19本塁打、54打点とシーズンを通して試合に出場することはできなかった。

野村謙二郎元監督との師弟関係

エルドレッド選手が広島に入団した際の監督は野村謙二郎監督だった。これはエルドレッド選手にとって幸運だったといえるだろう。
野村監督は2006年から渡米しメジャーリーグのカンザスシティ・ロイヤルズで臨時コーチを行うなど英語を喋ることができたのだ。そのため、エルドレッド選手と通訳を通さずに英語で会話をしコミュニケーションを図る。
エルドレッド選手が不調時も野村監督は英語でアドバイスをするなど親身になっていたのだ。2013年オフにはエルドレッド選手は契約を延長しない可能性もあった。しかし、野村監督の強い慰留で残留となったのだ。 これらの行動が心に響き野村監督を「ケニー」と呼び2014年に本塁打王を獲得した際も「野村監督のおかげ」というほど慕っていた。 師弟関係に国籍は関係なかったのだ。

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