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セ・パ交流戦ならではの熱い名場面5選

2017 3/29 18:30mikky
野球
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Photo by Eugene Onischenko/shutterstock.com

プロ野球のレギュラーシーズンの中でも重要な位置付けとなるのがセ・パ交流戦。 普段は戦うことがないセ・パ両リーグのチームがどんな戦いを見せるのか注目を集めるが、特に名場面と思える試合を5つ紹介していく。

2016年、神ってるカープ鈴木誠也の2試合連続サヨナラホームラン

2016年の流行語大賞にもなった「神ってる」。この言葉を生んだきっかけとなった広島カープの活躍の原動力となった一人が、大ブレークした鈴木誠也選手だろう。その象徴ともいうべき試合が、交流戦のオリックス戦だった。
広島のホームで行われた6月17日の試合は4ー4で迎えた延長12回にサヨナラ2ラン、翌18日にも2点を追う状態で9回に登場した鈴木は3ラン。2試合連続でサヨナラ弾を放った史上10人目の打者となり、お立ち台で「超サイコー」と感情を爆発させた。

2006、07年と雨の神宮で見せたロッテ里崎の逆転満塁弾

2014年シーズンで惜しまれながらも引退したロッテのレジェンドといえば、捕手だった里崎智也選手だろう。自らのバッティングを「ヤマ張り」と称し、アッパースイングの長打が魅力の打てる捕手だったが、その真価は「雨」で発揮するとも言われていた。
交流戦では特に「雨の神宮」が大好きで、2006年には2点を追う5回に満塁弾、翌07年にもまた2点を追う展開で8回に満塁弾が飛び出した。本人もまた「雨の神宮は縁起が良い」とコメントしており、08年は神宮で満塁弾こそ出なかったが、レギュラーシーズンでは満塁弾を記録し、勝負強さを発揮した。

2005年、阪神がDH浜中おさむで決勝打

交流戦ではパのチームが主催試合となった場合、セのチームでもDH制に従って指名打者を送り出すことができる。このDH制が選手起用に大きな影響を与え、ドラマを生み出すきっかけにもなった。
交流戦の開幕年となった2005年、当時在籍していた浜中おさむ選手は、2000年代に勝負強い打撃でブレークしたものの、03、04年は右肩を負傷して試合に出られない状態が続いた。しかし、交流戦の開幕戦となった5月6日の対日本ハム戦ではDHとして出場し、決勝打を放つ復活劇。以降、代打での出番が続いたが、翌06年には自己最高の20本塁打を記録するまでに至っている。

2006年、オリックス清原が横浜クルーンから逆転サヨナラ満塁弾

西武で活躍し、憧れだった巨人から2005年シーズン後に戦力外通告を受けた清原和博選手。翌06年からプレーすることになったオリックスでは、故障による離脱を繰り返しながらも持ち味の打力で貢献した。
その勝負強いバットが日を噴いたのは、5月27日の対横浜戦。速球が持ち味だった当時の守護神クルーン選手から逆転サヨナラ満塁弾。通算サヨナラ本塁打も野村克也氏に並ぶ11本をマークして「番長」としての健在ぶりを見せつけたシーズンとなった。

2015年、ベイ三浦対ソフトバンク柳田の名勝負

投手対打者としての名場面として記憶に新しいのは、2016年6月の横浜対ソフトバンク戦。流行語大賞「トリプルスリー」の主役となったソフトバンクの柳田悠岐選手は、6回に横浜の三浦大輔投手からバックスクリーン上段へホームランを打った。
これは電光掲示板を壊すほどの「特大」で話題をさらったが、ハマの番長・三浦選手も黙って終わらない。2ー2の7回2死で再び登場した柳田選手を相手に、ボールを先行させながらも内角へのストライク、ファイルとストライクを稼いで、フルカウントから最後は真っ直ぐの見逃し三振。
ピンチを乗り切った三浦選手はマウンドでガッツポーズをしてベンチへと帰っていき、天を仰ぐ柳田選手の対照的な姿が印象に残った。

まとめ

DHでの復活劇、晩年の番長による満塁弾、セを代表する投手とパのナンバーワン打者との名勝負など、セ・パ交流戦には挙げればキリがないほどの名場面が隠れている。 今年もどんな選手が交流戦でブレークし、どんなドラマでファンを熱くさせてくれるのか目が離せない。

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