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元中日のスラッガー・古本武尊氏がフィジークに挑戦!20キロ減量し「奥が深くて面白い」

2025 8/13 06:30SPAIA編集部
古本武尊氏,本人提供
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愛知県フィットネス選手権大会で2回戦進出

元中日の古本武尊氏(34)が11日、名古屋市内で行われた愛知県フィットネス選手権大会メンズフィジーク176㎝以下の部に出場した。

今年3月から本格的に取り組み、95.6キロあった体重を75.9キロまで減量。初挑戦ながら2回戦に進出し、「これに勝てば決勝だったんですけどね。フィジークはただ体を鍛えて絞るだけでも勝てないし、大きいだけでも勝てなくて、体の綺麗さや立ち居振る舞い、ポーズの重要性など奥が深くて面白いです」と充実感をにじませた。

古本氏は福岡大大濠高から進学した龍谷大4年時の全日本大学選手権で首位打者に輝き、2012年ドラフト3位で中日入り。強打の外野手として期待されたが通算16試合出場にとどまり、2017年オフに戦力外となると、Honda鈴鹿で2年間プレーして2019年に現役を引退した。

今年3月にスポーツ教室や講演会、交流イベントなどを開催する一般社団法人キャタリストジャパン(http://cata-japan.com)を発足。兵庫県西宮市の野球専門校・関メディベースボール学院中等部のコーチも務めるなど多忙な日々の合間を縫ってトレーニングに励んだ。

「応援してくれる、一緒にトレーニングしてくれる、食事を作ってくれる、いろんな人の協力があって成り立つ競技でもあり、みんなと一体になって戦う素晴らしい競技だなと感じました。野球とは違う感動と楽しみを味わえる空間でした」

そう話す表情には、すっかりフィジークにハマった様子がうかがえる。「今後の目標はいずれかの大会で優勝することです!」と力強く言い切った古本氏。ボールを飛ばすためにバットを振り込んで鍛えた肉体を、今度は魅せるために磨いていく。

古本武尊氏

本人提供


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