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阪神・髙橋遥人が275日ぶり、中日・柳裕也は83日ぶり一軍マウンド、復活果たすのは?

2025 7/15 11:00SPAIA編集部
阪神・髙橋遥人と中日・柳裕也のインフォグラフィック,ⒸSPAIA
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左尺骨の手術でブランク作った髙橋

阪神・髙橋遥人と中日・柳裕也のインフォグラフィック


阪神・髙橋遥人が15日の中日戦(甲子園)で今季初先発する。2022年にトミー・ジョン手術を受け、昨年8月に復帰して4勝を挙げたが、11月に今度は左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術。またしてもブランクを余儀なくされた。

今年6月から二軍戦3試合でマウンドに立ち、前回7月2日のウエスタン・ソフトバンク戦では5回77球を投げて6安打7奪三振無失点。一軍登板は昨年10月13日のCSファーストステージDeNA戦以来275日ぶりとなる。

素質を高く評価され、常に期待されてきた“ガラスの左腕”。プロ8年目で11月には30歳になるが、これまでケガが多く、今回がようやく通算50試合目の登板だ。キレのいいストレートとスライダー、ツーシーム、カットボールなどがコーナーに決まれば簡単には打たれない。あとは状態がどこまで戻っているかだけだろう。

チームは11連勝後、1敗を挟んで再び連勝。セ・リーグの貯金を独占して2位・巨人に9.5差をつけている。これで髙橋が復活すれば独走態勢はますます盤石になりそうだが果たして…。

右肩コンディション不良で離脱していた柳

一方、中日の先発・柳裕也も4月23日の巨人戦以来83日ぶりの一軍マウンド。右肩のコンディション不良で離脱し、二軍で4試合に登板して復帰にこぎつけた。

今季は4月に4試合登板して1勝1敗、防御率0.72。阪神戦は7回2安打無失点(勝ち負けつかず)だった昨年4月12日(バンテリンドーム)以来となる。

チームは4連勝中で4位・広島に1.5差まで接近。2位・巨人以下は団子状態だけに、柳が復活すれば上位進出へ希望の光となる。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
ヤクルト・中村優斗-巨人・西舘勇陽(静岡)
広島・床田寛樹-DeNA・東克樹(マツダスタジアム)

【パ・リーグ】
オリックス・A.エスピノーザ-楽天・M.ヤフーレ(京セラドーム大阪)
ソフトバンク・有原航平-ロッテ・A.ボス(みずほPayPay)

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