「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

8連勝中の阪神は才木浩人で独走態勢に入るか、追う広島は床田寛樹の安定感に託す

2025 7/8 11:00SPAIA編集部
広島・床田寛樹と阪神・才木浩人のインフォグラフィック,ⒸSPAIA
このエントリーをはてなブックマークに追加

ⒸSPAIA

6勝4敗、防御率1.56の才木

広島・床田寛樹と阪神・才木浩人のインフォグラフィック


8連勝中の阪神は8日からマツダスタジアムで広島と3連戦。初戦は才木浩人が先発する。

今季は13試合で6勝4敗、防御率1.56。前回1日の巨人戦は勝ち投手となったものの、91球を投げて5回で降板した。その後、ブルペン陣が5人継投でリードを守り切ったが、今日はできるだけイニングを投げたい。

広島戦は今季初。昨季は2試合に登板して防御率2.08に抑えていた。マツダスタジアムは7回無失点だった7月2日以来、約1年ぶりとなる。

9連勝なら優勝した2023年9月に11連勝して以来となる阪神。初戦を才木で取ってさらに勢いに乗るか。

7勝5敗、防御率1.95の床田

一方、6.5差で追いかける2位・広島は床田寛樹が先発する。今季は14試合で7勝5敗、防御率1.95。クオリティスタート(6回以上自責点3以下)が11回と安定した投球を続けている。

阪神戦は4試合に登板して1勝3敗、防御率2.67。敗戦投手になったとはいえ、5月31日は8回2安打1失点に抑えながら味方打線の無援に泣いただけで、相性は決して悪くない。

パームボールの使い手として有名で、多彩な変化球を駆使して打たせて取る投球は一級品。ベンチも先発として試合を作ってくれる安心感があるだろう。

差が開いたとはいえ、まだ7月。勝負の秋に向けて今から少しずつ差を縮めていく必要がある。阪神3連戦は勝ち越しがマスト。相手先発が才木のため投手戦が予想されるが、床田で初戦を落とすわけにはいかない。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
巨人・西舘勇陽-中日・金丸夢斗(山形)
ヤクルト・吉村貢司郎-DeNA・東克樹(神宮)

【パ・リーグ】
西武・渡邉勇太朗-楽天・M.ヤフーレ(ベルーナドーム)
ロッテ・A.ボス-日本ハム・北山亘基(ZOZOマリン)
オリックス・A.エスピノーザ-ソフトバンク・有原航平(京セラドーム大阪)

【関連リンク】
プロ野球AI勝敗予想
セ・リーグ球団別週間MVP 阪神・森下翔太が4本塁打の大爆発!ヤクルト赤羽由紘も急上昇
パ・リーグ球団別週間MVP 日本ハム水谷瞬が12球団トップ!西武ネビンも絶好調