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ハーラートップの8勝目狙う阪神・村上頌樹か、日本シリーズ以来の甲子園で復活目指すオリックス東晃平か

2025 6/6 11:00SPAIA編集部
阪神・村上頌樹とオリックス・東晃平のインフォグラフィック,ⒸSPAIA
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7勝1敗、防御率1.63の村上

阪神・村上頌樹とオリックス・東晃平のインフォグラフィック


セ・リーグ首位の阪神は6日から甲子園でオリックスと3連戦。2年前の日本シリーズの再現だ。初戦は村上頌樹が先発する。

今季は10試合に登板してハーラートップの7勝(1敗)を挙げており、防御率も1.63の好成績。与四球率0.88と抜群のコントールで安定した投球を続けている。

2023年の日本シリーズでは2試合に登板。いずれも山本由伸との投げ合いで、初戦が7回2安打無失点で勝ち投手、第6戦が5回6安打4失点で負け投手となり、1勝1敗だった。

オリックスは12球団トップのチーム打率を誇る強力打線だが、村上も甲子園は今季すでに4勝(1敗)を挙げている慣れ親しんだマウンドだ。4月、5月とコンスタントに3勝ずつ挙げている右腕が、6月も白星スタートを切るか。

5月17日の西武戦から中19日の東

一方のオリックスは東晃平が先発する。今季は開幕を二軍で迎え、5月6日の日本ハム戦で一軍初登板したものの2回KOで敗戦投手。同17日の西武戦は5回2失点とまずまずの投球を見せ、その後、雨天中止もあって中19日と間隔が開いた。

神戸弘陵高から2017年育成2位で入団し、支配下登録を勝ち取った2022年から2024年4月4日の西武戦まで82年ぶり2人目のオール先発白星でデビューから8連勝。2023年の日本シリーズでも甲子園で行われた第3戦に先発し、5回1失点で勝利投手となった。

2024年8月に右肘手術を受け、復活を目指す右腕。かつてスポットライトを浴びた甲子園で、昨年6月15日のヤクルト戦以来、約1年ぶりの白星を目指す。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

巨人・赤星優志-楽天・S.ハワード(東京ドーム)
DeNA・T.バウアー-日本ハム・伊藤大海(横浜)
ヤクルト・山野太一-ソフトバンク・L.モイネロ(神宮)
中日・大野雄大-ロッテ・小島和哉(バンテリンドーム)
広島・森下暢仁-西武・髙橋光成(マツダスタジアム)

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