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プロ野球で2008年に行われた電撃トレードの背景を探る


野球

出典: David Lee/shutterstock.com

読売巨人軍と日本ハムファイターズの間で行われた2008年のトレードは、双方ともスター選手を放出する形となり、世間を驚かせた。 このトレードが成立するに至った当時のチーム事情などの背景を明らかにしていく。

2008年当時の巨人のチーム事情とトレードに至った背景とは

2008年のセリーグペナントレースは阪神タイガースが開幕から独走し、読売ジャイアンツは7月に一時13.5ゲーム差をつけられていた。しかしそこから猛反撃を開始し、10月の最終盤に逆転優勝を決め、「メークレジェンド」と呼ばれた。
日本シリーズは接戦に次ぐ接戦の末、3勝4敗で西武ライオンズに破れる。リリーフエースとしてマーク・クルーン投手が君臨しており、シーズン41セーブを挙げたものの、基本的に安定感に欠けるピッチングが続き、接戦時に安心してまかせられるリリーフ投手の補強が急務だった。

新監督を迎えた2008年の日本ハムのチーム事情とは

2008年シーズン、梨田昌孝氏を新監督に迎えた北海道日本ハムファイターズは、開幕投手に指名され、シーズン16勝、防御率1点台を記録したダルビッシュ有投手の活躍もあり、投手陣は一定の成果を挙げる。
ところが、打撃面では故障者が相次ぎ、シーズンを通して一軍に帯同していた野手がわずか4人という悲惨な状況の中、貧打が解消されず3位という結果に終わった。長打力のある野手と、唯一不足気味だった左のリリーフ投手の補強が課題となっていたのだ。

トレード要員となった巨人の2選手の実績

1998年のドラフト逆指名で入団した二岡智宏選手は、1年目から大活躍した。遊撃手として打率2割8分9厘、18本塁打を放ちスタメンを奪取、2002年からは2番遊撃手が定位置となった。勝負強い打撃で主力として活躍したものの、2008年に肉離れの重傷を負い、2軍暮らしが長く続いた。その間、2006年に入団した同じ遊撃手の坂本勇人選手の成長もあり、ポジションを奪われる形となったのだ。
一方、もう一人のトレード要員となった林昌範投手は、2002年に入団、2005年にリリーフに転向すると、その才能を開花させ、2年連続で50試合以上の登板を果たす。しかしその後は肘に慢性的な痛みを抱え、思ったような活躍ができなくなった。

トレード要員となった日本ハムの2選手の実績

MICHEAL選手は、日本とオーストラリアの2重国籍を持つ人物だ。メジャーリーグからの逆輸入という形で2005年に日本ハムに入団し、1年目から中継ぎとして32試合に登板した。セットポジションからの変則的なサイドスローで、巧みに変化球を操るピッチングスタイルは相手打者を翻弄し、2年目からストッパーとして活躍する。2008年まで安定した投球を続けていたが、チーム事情によりこの年のオフにトレードに出されることとなった。
工藤隆人選手は、2005年に日本ハムに入団。しばらくは2軍生活が続いたが、2007年にようやく1軍に定着すると、俊足を生かした守備範囲の広さで左翼手のレギュラーを勝ち取った。

巨人と日本ハム、それぞれに移籍した選手のその後の成績

トレード成立後の2009年、登録名をM.中村として巨人でのシーズンに挑んだMICHEAL選手は、不調から抜け出せなかった。1軍と2軍を往復する不本意な年となってしまったが、翌年は中継ぎとして37試合に登板、防御率も1点台と復調した。工藤選手は、若手外野手の台頭により代走や守備固めが主な役割となり、打撃での活躍はできなかった。
一方、日本ハムに移籍した二岡選手は、ケガによる不調や他の内野手の台頭もあり、主に指名打者や代打での活躍が多くなった。林投手は巨人時代と変わらず左の中継ぎやワンポイントとして2年連続30試合以上に登板、やや安定性を欠いたものの一定の成績を収めた。

まとめ

巨人と日本ハムの間で行われた2008年のトレードは、それぞれの選手が移籍先で期待に応える活躍をしたとは必ずしも言い切れないが、補強ポイントに合致するトレードであったことは確かだ。 両チームは2016年オフにも、大田泰示選手と吉川光夫投手などのトレードを成立させるなど活発な動きをみせており、今後も目が離せない関係となっている。

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