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プロ野球で2008年に行われた電撃トレードの背景を探る

2017 2/21 19:13
野球
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出典: David Lee/shutterstock.com

読売巨人軍と日本ハムファイターズの間で行われた2008年のトレードは、双方ともスター選手を放出する形となり、世間を驚かせた。 このトレードが成立するに至った当時のチーム事情などの背景を明らかにしていく。

2008年当時の巨人のチーム事情とトレードに至った背景とは

2008年のセリーグペナントレースは阪神タイガースが開幕から独走し、読売ジャイアンツは7月に一時13.5ゲーム差をつけられていた。しかしそこから猛反撃を開始し、10月の最終盤に逆転優勝を決め、「メークレジェンド」と呼ばれた。
日本シリーズは接戦に次ぐ接戦の末、3勝4敗で西武ライオンズに破れる。リリーフエースとしてマーク・クルーン投手が君臨しており、シーズン41セーブを挙げたものの、基本的に安定感に欠けるピッチングが続き、接戦時に安心してまかせられるリリーフ投手の補強が急務だった。

新監督を迎えた2008年の日本ハムのチーム事情とは

2008年シーズン、梨田昌孝氏を新監督に迎えた北海道日本ハムファイターズは、開幕投手に指名され、シーズン16勝、防御率1点台を記録したダルビッシュ有投手の活躍もあり、投手陣は一定の成果を挙げる。
ところが、打撃面では故障者が相次ぎ、シーズンを通して一軍に帯同していた野手がわずか4人という悲惨な状況の中、貧打が解消されず3位という結果に終わった。長打力のある野手と、唯一不足気味だった左のリリーフ投手の補強が課題となっていたのだ。

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