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歴代ドラフト1位の選手〈2〉福岡ソフトバンクホークス編

2017 2/21 19:13
野球
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Photo by Beto Chagas/ Shutterstock, Inc.

歴代のドラフト1位に選ばれた選手たちの中から、往年のホークスで活躍したスター選手から、今現在ソフトバンクホークスを引っ張っていく力を持つ選手たちを紹介したいと思う。

2009年ドラフト1位 今宮 健太選手

2009年のドラフト1位に選ばれた今宮選手。母校の明豊高校の先輩でもあるホークスのスター選手である城島健司選手の背番号『2』を背負うことになり、2011年からは、一軍で守備の華とも言われる遊撃手として活躍してきた。ホークスとしては21年ぶりの10代での開幕一軍に帯同。
その年11月のアジアシリーズ三星ライオンズ戦で、プロ初ヒットを含め、3安打・1打点・1盗塁を決め、猛打賞を受賞した。9月に右ひじの痛みを訴えていたが、無事手術も成功したようで、ほっと一安心だ。今後の活躍にも是非期待したい。

1994年ドラフト1位 スーパーキャッチャー城島 健司選手

現在は今宮選手が引き継ぐ背番号『2』。ホークスでも華々しい活躍をしたスター選手、スーパーキャッチャーの城島選手は1999年のドラフトで1位の指名を受け、長年活躍した。球団初のリーグ優勝と日本シリーズ優勝、工藤公康投手と共に最優秀バッテリー賞を受賞するなど輝かしい記録を打ち出した。
2004年には通算1000本安打を達成、2005年には、通算200本塁打を達成。ホークス退団後はシアトル・マリナーズで日本人初のメジャーリーグでの捕手、帰国後は阪神での活躍も素晴らしかった。

2011年のドラフト1位 武田 翔太選手

オーバースローから投げる、最速154km/hの速球だけでなく、角度や速さに変化のある3種類ものカーブ、スライダーやチェンジアップなどの変化球も多彩に使い分ける武田選手。途中肩の故障にも苦しみつつ、2014年には一軍に復帰、侍ジャパンの代表にも何度も選出され、活躍している。
『魔球』とも言われる大きく落差のあるドロップカーブ、Vスライダーで打者を惑わす。ロッテ、中日、巨人で活躍した前田幸長氏からも、斉藤 和巳選手のようになれる逸材と絶賛コメントを受けている。

2006年のドラフト1位 福田 秀平選手

「福ちゃん」、「秀平」の愛称で親しまれる2006年のドラフト1位指名を受けた福田選手は、日本プロ野球での『連続盗塁成功記録』保持者。ホークス1の俊足の選手だ。2012年には左大腿骨骨挫傷で手術も受け、心配されたが、2015年にはスパイクを履いた50m走で5.64秒を記録。
2015年のシーズンには、代走や守備固めだけでなく、リードオフマンを任され、84試合に出場している。福田選手がヤフオクドームを駆け抜ける姿を待ち望むファンの方も多いのではないだろうか。

1995年ドラフト1位 最高の投手斉藤 和巳選手

2003~2006年の4年間の勝率87%という驚くべき記録を持つ斉藤選手。2003年には、20勝の最多勝、最多奪三振、最優秀防御率、そして最高勝率の4冠を記録。まるで『化け物』ともいわれた最高のピッチャーだった。
斉藤選手は1995年のホークスドラフト1位に指名され、「負けないピッチャー」「負けないエース」と呼ばれた。熱血漢で、インタビュー等ではいつも、チームの勝利が優先。と受け答え、試合をコントロールできる投手だった。

まとめ

福岡ソフトバンクホークスの歴代ドラフト1位に指名され、活躍した選手も交えて紹介した。現役で頑張っている選手たちには、ぜひ今シーズンも頑張ってほしい。