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歴代ドラフト1位の選手〈1〉福岡ソフトバンクホークス編

2017 2/21 19:13
野球
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Photo by tipwam / Shutterstock, Inc.

2016年のドラフト会議もついに発表になった。福岡ソフトバンクホークスは今年も『神ドラフト』とも評価され、良い選手との交渉権を多く獲得した。そんなソフトバンクホークスの歴代ドラフト1位選手に注目したい。

福岡ソフトバンクホークス 2016年のドラフト1位 田中 正義選手

創価大学の田中選手は2016年のドラフトの目玉とも言われていた。ソフトバンク、巨人、広島、日ハムの5球団から1巡目で田中選手を指名していたが、抽選の結果、ソフトバンクホークスが交渉権を獲得した。工藤監督のくじ引きを当てたときの嬉しそうな顔が、とても印象的だった。
156km/hのストレート、スライダーやフォークなど、巧みなピッチングは、試合を見ていても惹きつけられる。NPB選抜戦では7者連続奪三振の成績を残した。

2015年ドラフト1位 高橋 純平選手

2015年に行われたドラフト会議でソフトバンクホークス、中日ドラゴンズ、日本ハムの3球団から1位の指名を受けた高橋選手。抽選の末、ソフトバンクに交渉権が与えられ、契約金、年俸ともに公立の高校生での過去最高金額でソフトバンクに入団した。
ストレートの最速は154km/h、スライダー、カーブ、スプリットなどを決める選手だ。高校時代の怪我のリカバリーとトレーニングを積み、着々と成長していっている高橋選手。今後の活躍がとても楽しみだ。

2014年ドラフト1位 松本 裕樹選手

2014年のドラフト会議でソフトバンクの1巡目として指名された松本選手。入団時に、150km/hを記録したストレートの他、スライダーやフォーク、カーブにツーシーム、カットボール、チェンジアップなどの変化球の多さに驚かされる。
高校在学中に右肘靭帯炎症に悩まされ、現在はリハビリも含め、体力の強化に特化したトレーニング中だ。2015年10月には、フェニックス・リーグでの実戦初登板となり、その後も着々と成長と調整に励んでいる。

2013年ドラフト1位 加治屋 蓮選手

2013年ドラフト1位でソフトバンクに入団した加治屋選手。1年目、2年目と肩を痛めたりと悔しい思いも多かったかと思うが、2015年6月にはウエスタン・リーグの広島戦で登板。3回を投げ、無失点で2軍での初勝利を飾った。
2016年8月、ロッテ戦でついに1軍デビューを果たした。デスパイネをスライダーで空振り三振。この試合では、プロになってから初めての奪三振と着々と調子を上げて来ている。今後の活躍にも期待できそうだ。

2012年ドラフト1位 東浜 巨選手

高校生の時から注目されるも、亜細亜大学へ進学。その後、2012年のドラフト会議でソフトバンクホークス、西武ライオンズ、横浜ベイスターズの3球団から1位指名を受けた。2016年にはいり、先発メンバーとしても活躍する東浜選手の見せ所はやはり変化球。打者の打ちにくいところに、キレのあるスピードで入り込んでくるツーシームは東間選手ならではだ。
ストレートも140km/h後半をキープ。長年の筋肉強化のトレーニングが着実に積み上げられて来ている。

まとめ

福岡ソフトバンクホークスの5年間歴代ドラフト会議で1位に選ばれた選手たちを紹介した。どの選手も高校・大学からプロの世界に入り、着実にステップアップして活躍している。2016年、今年のドラフト1位に選ばれた田中選手にも、是非ソフトバンクで活躍してほしい。