2016年のドラフト1位は、藤平 尚真選手
まるでバズーカのような豪速ストレート(MAX152km/h)が印象的な横浜高校の藤平 尚真選手。投手としてはもちろん、持ち前の身体能力、運動能力、パフォーマンスのクオリティの高さは野手としても期待が高く、楽天のスカウト後関昌彦氏も1位での指名、交渉権が獲得できて安心した様子だった。
将来的にはイーグルスを引っ張っていくピッチャーになってくれるだろう。将来はメジャーリーガーも狙っている藤平選手だが、まずは日本のプロ野球シーンでの活躍が楽しみだ。
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10月20日に開催された2016年のドラフト会議。ラジオやウェブなど、注目されていた方も多いのではないだろうか。今回は、東北楽天ゴールデンイーグルスの、歴代ドラフト1位で入団した選手たちを紹介したい。
まるでバズーカのような豪速ストレート(MAX152km/h)が印象的な横浜高校の藤平 尚真選手。投手としてはもちろん、持ち前の身体能力、運動能力、パフォーマンスのクオリティの高さは野手としても期待が高く、楽天のスカウト後関昌彦氏も1位での指名、交渉権が獲得できて安心した様子だった。
将来的にはイーグルスを引っ張っていくピッチャーになってくれるだろう。将来はメジャーリーガーも狙っている藤平選手だが、まずは日本のプロ野球シーンでの活躍が楽しみだ。
ニューヨークヤンキースで活躍中のマー君こと、田中 将大選手は2006年のドラフトでもかなり話題になった。駒大苫小牧在学中の夏の甲子園3連覇がかかった早稲田実業との白熱戦は、延長15回引き分け、37年ぶりの再試合となり、あの熱い戦いが記憶に残っている方も多いだろう。2007年?2013年までの7年間の楽天での活躍は本当に凄まじいものだ。
高校卒業から、2年連続での150奪三振記録は高卒ルーキーとしては40年ぶりと言われる、歴史を次々と塗り替えていく田中選手。2014年からはメジャーリーグ、ニューヨークヤンキースとの7年契約に合意、これからの活躍も楽しみだ。
2015年シーズンにはクローザーに転向『楽天の守護神』として活躍する松井選手は、2013年のドラフト会議で、楽天の他にも、ソフトバンク、日ハム、中日、横浜と、その年最多である5球団からからも1位指名を受けた。
入団後すぐの春季キャンプでは、田中将大選手以来2人目の、1軍からのスタート。バッターから、「消える」とも評価される、曲がりの大きいスライダーの評価はかなり高く、多くの三振を奪い続けている。2015年シーズン途中からカットボールも使い分け始めた松井選手の今後にも期待したい。
2014年のドラフト会議で、楽天の他、ヤクルトスワローズにも1巡目の指名を受けた安樂選手。身長185cm越えの恵まれた身体から生まれるピッチングは、目を見張るものがある。
高校時代の右手の故障もあり、入団してから2年間は2軍での育成とも言われていた選手だが、2015年には1軍登録、ソフトバンク戦での初登板では、見事初勝利。ドラフト制度の導入以降、高卒ルーキーの1軍公式戦、初登板・初勝利は史上18人目。楽天では球団初の栄光を勝ち取った。今後の活躍も期待したい。
2010年のドラフト会議では、楽天、ヤクルトからの1位指名を受けたが、抽選で楽天が交渉権を獲得、塩見選手は背番号11で楽天に入団した。楽天では球団初の左腕投手となる。抽選の結果、2011年のルーキーイヤーには、プロ入り後の初登板・初先発となった福岡ソフトバンクホークス戦で4安打無失点に抑え、見事にプロ入り初勝利、このシーズンでは、田中将大選手と共に先発ローテーションを守り、好成績を残した。
その後、肩の故障などもあったが、2016年のシーズンでは、開幕からシーズン終了まで先発ローテーションで活躍した。
東北楽天ゴールデンイーグルスの歴代、ドラフト1位指名を受けた選手に注目してみた。2016年のドラフト会議も終わり、次のシーズンがどのようになるのか楽しみだ。2015年にドラフト1位で入団したオコエ 瑠偉選手の活躍も気になるところだ。今年の楽天も、頑張って欲しい。