沖縄で奮闘中の若獅子3選手が契約更改
西武は18日、沖縄県で開催されている「ジャパンウインターリーグ2024」に派遣中の三浦大輝投手(24)、谷口朝陽内野手(20)、仲三河優太外野手(22)の3選手と来季育成選手契約を結んだことを発表した。
大阪桐蔭高から2020年ドラフト7位で入団し、今季は育成選手としてプレーした仲三河は今季二軍で19試合に出場し、打率.156、2本塁打、7打点の成績だった。
「また支配下選手に戻りたい一心で、結果を優先して練習に取り組んだ1年でした。3軍で出場した試合は良い数字が残せたと思います。やるべきことをやっていけば結果もついてくると思うので、オフは課題克服に取り組みます。来年は同級生が入団してくるので、持ち味である打撃でしっかりアピールして、支配下選手を目指します」と決意を新たにした。
中京大から2022年ドラフトの育成3位で入団した三浦は今季二軍で4試合に登板、計3.1イニングを投げて防御率10.80の成績だった。
右腕は「開幕早々にけがをしてしまい、6月に復帰するも、気持ちの面で切り替えができず、消極的な1年でした。危機感もあり気持ちだけが焦り、それが空回りしてしまったのですが、コーチやスタッフの皆さんにフォローいただきながら、後半は持ち直せたと思います」と振り返った。
そして「現在参加中のウインターリーグでは、外国人選手のとても前向きな気持ちの整理方法に驚き、見習いたいと思いました。来年は勝負の年になるので、春季キャンプから良い状態で入り、早期の支配下登録を目指します」と来季の飛躍を誓った。
四国アイランドリーグplus徳島から昨年のドラフト育成2位で入団した谷口は「けがの多い1年で、思うような野球ができませんでした。現在はウインターリーグに参加していますが、多くの打席に立ち、いろいろなことを試しながら良い時間を過ごしています。他チームの選手とも積極的に会話をして、気持ちの整理についてなど、マインドについても学ぶことができました。オフはシーズンを通して戦える体作りを行い、しっかり結果を残せるよう練習に励みます」と意気込んだ。
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