身体能力抜群の高校生外野手
西武は18日、今秋ドラフトで育成7位指名した旭川志峯高のウメビンユオ・オケム明外野手(18)と入団交渉後に記者会見を開いた。
ウメビンユオはナイジェリア人の父と日本人の母の間に生まれ、身長184センチ、体重77キロの均整の取れた体格で、50m走5秒8、遠投は100m以上を記録する身体能力の高さが武器だ。3年夏の北北海道大会では「4番・ライト」として出場した準々決勝で本塁打を放つなど、チームの4強進出に貢献した。
水澤英樹アマチュア担当も「身体能力が高い選手で、特に肩と足が抜群に良い。持ち味が発揮できるようにがんばって欲しい」と大きな期待をかける。
仮契約を結んだウメビンユオは「今日、仮契約をして実感が湧きました。まだ体が細く、プロの厳しい世界で通用するものではないと思うので、しっかりトレーニングを積みたいです。少しでも早く支配下選手になりたいですし、そのためには走攻守バランスの取れた選手を目指していきたいです」と抱負を語った。
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