ロッテ戦でプロ初完投初完封勝利飾った北山亘基
エスコンフィールド北海道で行われているパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ。昨日のサヨナラ勝利で1勝1敗のタイに戻した日本ハムは14日の第3戦に北山亘基が先発する。
今季は14試合に登板(先発は13試合)して5勝1敗、防御率2.31。QS(6回以上自責点3以下)は7度記録した。直近では10月5日の楽天戦(楽天モバイル)に3番手として登板。2回19球を投げて2奪三振、打者6人をパーフェクトに抑えていた。そこから中8日で今日の登板を迎える。
ロッテ戦には4月20日(エスコンF)に1度先発。9回116球4安打7奪三振、無失点の快投で、プロ初完投・初完封勝利を達成。相性が良い相手にどんな投球を見せるか注目だ。
CSでの登板はもちろん自身初。負ければ終わりの大一番でいつも通りのピッチングができるか。昨日の劇的勝利の勢いを背に、チームをCSファイナルへと導きたい。
日本ハムと今季相性悪かった種市篤輝
一方、ロッテの先発は種市篤輝。今季は23試合に先発して7勝8敗、防御率3.05、QSは16度記録。前回登板した9月30日の楽天戦(楽天モバイル)では、5回87球を投げて4安打6奪三振無失点と好投し、シーズンを良い形で締めくくった。そこから中13日で今日の登板に臨む。
日本ハム戦には今季3試合に登板し、1勝2敗、防御率9.00と相性はあまり良くなかった。3月30日(ZOZOマリン)の対戦で6回無失点に抑えるも、以降の2戦はいずれも4イニングで降板。今季ワーストの計14失点を喫して連敗している。
ここまでの2戦は互いの先発投手の頑張りでいずれもロースコアゲームとなっており、今日の第3戦も1点を争う展開が予想される。相性が悪い中でも種市がなんとか試合を作って接戦に持ち込み、ソフトバンクが待つファイナルへと進みたい。
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