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【パCS1st】今季エスコン・ロッテ戦24イニング1失点の日本ハム加藤貴之が先陣、ロッテ佐々木朗希と対決

2024 10/12 07:00SPAIA編集部
日本ハム・加藤貴之とロッテ・佐々木朗希のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

6年ぶりCS登板、“鴎キラー”加藤貴之が先陣

日本ハム・加藤貴之とロッテ・佐々木朗希のインフォグラフィック


今日12日から、プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが開幕する。パ・リーグは2位・日本ハムと3位・ロッテがエスコンフィールド北海道で激突。予告先発は日本ハム・加藤貴之、ロッテ・佐々木朗希と発表された。

日本ハムの加藤は今季27試合に先発して自身初となる2桁10勝(9敗)を挙げ、防御率2.70、QS(6回以上自責点3以下)も16度記録するなど、今季も安定した投球で先発ローテーションを支えた。

直近では10月5日の楽天戦(楽天モバイル)に先発し、2回31球を投げて2安打無失点に抑えていた。そこから中6日でエスコンF初開催となるCSの先発マウンドに立つ。

ロッテ戦には今季7試合先発して、5勝1敗、6QS、防御率1.85と好相性。特に、本拠地エスコンFでは、3試合、計24イニングを投げて1失点と完ぺきに抑えこんでいた。今日の登板でも、レギュラーシーズン通りの快投が期待される。

CSでの登板は2018年のソフトバンクとのファーストステージ以来。第1戦の6回に4番手として登板し、1回1失点だった。短期決戦のCSで初戦の持つ意味は大きいだけに、ロッテキラーの本領を発揮し、チームを勢いづけたい。

CS通算9イニングで自責点0の佐々木朗希

一方、ロッテ先発の佐々木は今季18試合に先発して自身初の2桁10勝(5敗)を挙げ、防御率2.35をマーク。前回登板した10月1日の楽天戦(楽天モバイル)では、9回108球を投げて5安打10奪三振無四球1失点で今季初完投勝利を飾り、シーズンを良い形で締めくくった。そこから中10日で今日の登板を迎える。

日本ハム戦には今季5試合に登板し、0勝2敗、防御率3.81と相性はあまり良くなかった。直近対戦した8月22日(ZOZOマリン)でも、6回92球6安打5四球4失点と乱れ、黒星を喫している。

CSでの登板は、プロ2年目の2021年に楽天とのファーストステージ初戦に先発して6回1失点(自責点0)。昨年もソフトバンクとのファーストステージ初戦に先発して3回無失点に抑えており、計9イニングで自責点0と好投している。今季相性の悪かった日本ハム相手にもスコアボードに0を並べ、下剋上の先導者となれるか。

セ・リーグの予告先発は以下の通り。

【セ・リーグ】
阪神・才木浩人-DeNA・東克樹(甲子園)

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