髙橋遥人が今季2戦2勝の広島戦に先発
阪神の髙橋遥人が13日、ゲーム差なしで追う2位・広島戦(甲子園)に先発する。
7年目左腕は今季育成選手としてスタートしたが、夏場に支配下へ復帰。ここまで3試合に先発して3勝0敗、防御率0.50、QS(6回以上自責点3以下)も2度記録するなど、復活後は無双投球を続けている。
前回登板した3日の中日戦(甲子園)では、7回91球を投げて3安打無失点の快投で、無傷の3連勝。そこから中9日で復帰後4度目の登板に臨む。
広島戦は今季2試合に先発して、2勝0敗、防御率0.82、計11イニングを投げて14奪三振1失点と圧巻の内容。被打率も.190に相手打線を封じているが、小園海斗には6打数3安打と打たれており、今日の対戦でも要注意だ。
チームは今日からから聖地で広島との2連戦。球団初の連覇へ首位・巨人の背中を追いかけるためにも、このカード連勝してまずは2位に浮上したいところ。その大事な初戦で髙橋遥人が勝利に導く快投を披露することができるか。
阪神と今季好相性の大瀬良大地
一方、広島の先発は大瀬良大地。今季はここまで21試合に先発して6勝4敗、リーグ2位の防御率1.46をマーク。QSも15度記録するなど安定した投球を見せている。
前回登板した6日の中日戦(マツダスタジアム)では、初回2アウトから2者連続ホームランを浴びるなど、5回66球を投げて8安打3失点で降板し、黒星を喫した。そこから中6日で今日の登板を迎える。
阪神戦には今季5試合に登板し、2勝無敗、3QS、防御率1.14と好相性。直近8月24日の対戦(マツダスタジアム)でも、5.2回90球を投げて2安打無失点に抑えて、自身約2カ月ぶりとなる白星を手にしていた。
チームは前カード本拠地マツダスタジアムで首位・巨人に3連敗。9月に入り2勝8敗と急失速している。2018年以来のペナント制覇へこれ以上離されるわけにはいかないだけに、エース右腕の快投に大きな期待がかかる。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・山野太一-巨人・山﨑伊織(神宮)
DeNA・A.ケイ-中日・松葉貴大(横浜)
【パ・リーグ】
西武・松本航-ロッテ・C.C.メルセデス(ベルーナドーム)
オリックス・山下舜平大-ソフトバンク・有原航平(京セラD大阪)
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