甲子園で持ち味発揮した2人の外野手がプロ志望届
日本高野連は9日、プロ志望届の提出者一覧を更新し、愛知・豊川高のプロ注目スラッガー、モイセエフ・ニキータ外野手や島根・大社高のスピードスター・藤原佑外野手ら11人が追加された。
今年の甲子園で輝きを放った2人の外野手がプロ志望届を提出した。豊川高のモイセエフはロシア人の両親を持つ左投げ左打ちの強打の外野手。今春のセンバツでは、低反発の新基準バットで第1号となる本塁打を放った。大社高の藤原は168センチと小柄ながら今夏の島根大会6試合で12盗塁をマーク。プロでも武器となり得る快足は、プロのスカウト陣からも注目を集めている。
また、全日本大学野球連盟もプロ志望届提出者を更新。最速159キロ右腕のドラフト1位候補、愛知工業大・中村優斗ら4人が新たに掲載された。中村は今年3月に「侍ジャパン」強化試合のメンバーに選出され、欧州代表戦でトップチームデビュー。最速157キロをマークし、1回を無安打無失点に抑えて9回完全リレーの一翼を担った。
プロ志望届の提出締め切りは10月10日。ドラフト会議は10月24日に開催される。
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