埼玉西武ライオンズが抱える問題とは?
現在、パ・リーグ第4位に位置している埼玉西武ライオンズ。
チーム防御率4.17、失策42、さらに失点は195となっており、両リーグを通して最下位となっています。(5月15日時点)
昨年は高橋朋己投手と増田達至投手を2枚看板としていましたが、7月の月間防御率はともに11点台と大不振に終わりました。
さらには、先発の牧田和久投手を臨時守護神として起用するなど、投手陣の層の薄さが2年連続Bクラスという結果を招いてしまったようです。
今シーズンの埼玉西武ライオンズは、先発ローテーションを固定することができていない状態です。
負の連鎖が続いていますが、今後の打開策はあるのでしょうか?
破壊力のある埼玉西武ライオンズ打線
守備の面にスポットライトを当てましたが、打撃は十分ともいえるくらいの戦力が揃っています。
埼玉西武ライオンズのオーダーを見るとわかるように、打撃陣が強烈なのは誰の目から見ても明らかです。
シーズン最多安打新記録を更新した秋山翔吾外野手をはじめ、「おかわりくん」の愛称で親しまれている主砲・中村剛也内野手、打点王を獲得したことがある浅村栄斗内野手など。打線はかなりの逸材たちが揃っています。
さらに、「歴代ナンバーワン」の打撃センスといわれ、女性からの人気も高い森友哉捕手の存在も驚異的です。
ほかにも強打者の外国人選手のメヒア内野手など、1番から下位打線まで破壊力抜群の打線が勢ぞろいしています。
埼玉西武ライオンズの次世代投手に注目!
打撃陣はもちろんですが、若手投手の今季の活躍も期待されています。
とくに注目したいのは、プロ入り4年目の佐藤勇投手です。
プロ初登板は黒星を喫しましたが、5月24日に先発登板し念願の初白星をあげました。
入団当初からその左腕から繰り出される剛球に注目が集まっていた佐藤投手。著しい成長を遂げ、これからが期待されています。
そしてもうひとりは、2016年ドラフト1位入団したルーキーの多和田真三郎投手です。
初登板は残念な結果となりましたが、実力はまだまだ未知数。
これから伸びる可能性を秘めています。
そして、エースとして甲子園で前橋育英を優勝へと導いた現在19歳の高橋光成投手。
将来は球界を代表するエースになる逸材だと期待されています
この3人の投手の活躍が、これからの埼玉西武ライオンズの勝敗に関わってくるといっても過言ではなさそうです。
中継ぎ投手次第で必勝パターンが決まる!?
これだけの素晴らしい戦力が整っているのに、いったい何が足りないのでしょうか? 打力は問題ないだけに、投手陣が一番の不安要素となっているのはとても痛いです。 そこで最大のポイントとなるのは、中継ぎ投手です。 先発陣も良い選手が揃っているので、リリーフとして絶対的な存在がいないというのはかなり苦しいところ。 抑えとして昨季22セーブを挙げた高橋朋己投手まで、どのように繋いでいくのかが重要になってくると思います。 中継ぎ候補としては、新加入したC.C.リー投手やバンヘッケン投手、本田圭佑投手あたりから救世主が出てくることを願いたいところです。 新勢力たちのこれからの伸びしろに期待しましょう。
まとめ
現在の埼玉西武ライオンズのチーム状況は決してよいとはいえません。
しかし、一軍経験がまだ浅い選手にとっては、自らの存在をアピールできるチャンスでもあるのです。
今季の埼玉西武ライオンズの必勝パターンとしては、戦力となる投手陣の確立が鍵となることに違いありません。
今シーズン、埼玉西武ライオンズが優勝できるように応援していきましょう。
以上「2016版 埼玉西武ライオンズの必勝パターン」でした。