2016年の東北楽天ゴールデンイーグルスはどんなチーム?
2014年、2015年と2シーズン連続で最下位に沈んだ東北楽天ゴールデンイーグルスは梨田昌孝新監督を迎えて2013年シーズン以来の日本一を目指します。そのための補強も行いFAで千葉ロッテマリーンズから今江敏晃選手、新外国人としてジャフェット・アマダー選手、ラダメス・リズ選手、ジョニー・ゴームズ選手を獲得しました。梨田昌孝新監督も「打線はいい」とコメントしており打って勝つ野球を目指してシーズンに挑みます。梨田昌孝新監督も課題は松井裕樹投手につなぐまでの中継ぎ投手とシーズン前からわかっていたようです。近鉄バファローズを”いてまえ打線”で優勝に導いた時のように”打ち勝つ野球”を理想として掲げていました。
2016年東北楽天ゴールデンイーグルスの打撃陣は?
1番に2015年シーズンは結果を残せなかった岡島豪郎選手を固定し2番に銀次選手を置く攻撃的な布陣を敷きシーズンをスタートさせます。しかし、レギュラー陣の岡島豪郎選手、今江敏晃選手、藤田一也選手が相次いで離脱してしまいなかなか思うようにことは運びません。その間、上位につけていたチームはBクラスに落ちてしまいます。離脱していた3選手が戦列に復帰すると徐々に勝ち始めクライマックスシリーズに手の届く範囲で奮闘しています。チームの特徴としては長打は少なく単打で繋いでいくマシンガン打線のイメージで気づいたら相手投手をKOし点を奪っているといったイメージです。これは、野村克也監督が率いていた2009年の東北楽天ゴールデンイーグルスが似ているかもしれません。
2016年東北楽天ゴールデンイーグルスの投手陣は?
2016年の東北楽天イーグルス投手陣は則本昂大選手を中心に先発投手はそろっています。辛島航投手、塩見貴洋投手、美馬学投手、釜田佳直投手など若手投手陣が奮闘しています。抑え投手には3年目のシーズンを迎える松井裕樹投手が君臨しています。やはり、先発投手から抑え投手である松井裕樹選手につなぐ中継ぎ投手陣の働きが鍵となってきます。開幕してからは一時、首位を走るなど良い成績が続いていましたが中継ぎ陣が打たれ始めると歯止めが効かなくめった打ちを喰らってしまいます。2015年シーズンを制覇した福岡ソフトバンクホークス、東京ヤクルトスワローズを見ても中継ぎ陣の整備は必須です。やはり、シーズンを戦い抜くには中継ぎ陣の踏ん張りに期待したいところです。
2016年東北楽天ゴールデンイーグルスはどうやって勝つ?
打撃陣がよい2016年の東北楽天ゴールデンイーグルスは梨田昌孝監督がかつて率いていた近鉄バファローズのような打ち勝つ野球が必勝パターンになります。先制点を取って追いつかれても突き放す。その破壊力満点の打線を全面に押し出すのが勝つための秘訣になってきます。守り勝つ野球は中継ぎ投手陣を始めとした後ろがしっかりしていないと成り立ちません。今の東北楽天ゴールデンイーグルスの戦力ではそこを求めるのではなく打って打って打ちまくることを目指すのが必勝パターンとなってきます。もちろん、梨田昌孝監督もチーム状況を理解しているのでそういった野球を目指しているようです。
まとめ
2016年の東北楽天ゴールでに~グルスは梨田昌孝新監督を迎え巻き返しを図るシーズンです。必勝パターンを前半戦で確立し後半戦に連戦連勝できることを期待します。
以上「2016版東北楽天ゴールデンイーグルスの必勝パターン」でした。