前回敗戦で楽天戦13連勝でストップした今井達也
西武の今井達也が2日の楽天戦(ベルーナドーム)に先発し、チームの連敗ストップを狙う。
8年目右腕は今季ここまで16試合に先発して4勝6敗ながら、防御率2.51、QS(6回以上自責点3以下)も12度記録と、安定感のある投球を見せている。前回登板は3年ぶり2度目の出場となった7月24日のオールスター第2戦。8回に全パの7番手として登板し、2イニングを投げ、4安打3奪三振2失点で乱打戦を締めくくった。
楽天戦には今季5試合に先発して4勝1敗4QS、防御率1.85をマーク。直近の対戦となった7月13日の試合(楽天モバイル)では、5回97球6安打4失点で今季6敗目を喫し、同戦での自身の連勝も13でストップした。
今井は今日の登板に向けて「オールスターゲームを挟みましたが、登板間隔が空いたことで、体のケアやトレーニングをしっかり行うことができました。明日は、自分の立てた目標を達成できるように投げたいと思います」と意気込む。
球宴登板から中8日で臨む後半戦初登板。チームは現在4連敗中と苦しい戦いが続く中、今井が再び「楽天キラー」ぶりを発揮し、チームに勝利をもたらす投球を見せるのか注目だ。
対西武2戦2QSの内星龍
一方、楽天の先発は内星龍。今季から先発に転向した右腕は、ここまで15試合に登板して4勝7敗と黒星先行も防御率3.27、QSは7度記録と、先発ローテーションの一角を担うに十分な働きぶりを見せている。
前回登板では26日のロッテ戦(楽天モバイル)で後半戦の開幕投手を務めるも、5回96球を投げて5安打6四死球と乱れ、4失点で黒星を喫した。そこから中6日で今日の登板に臨む。
西武とは今季2度対戦し、0勝1敗ながら2QS、防御率2.08の好成績。直近では5月11日に敵地で登板し、7回90球10安打2失点(自責は1)と粘りの投球を見せるも、打線の援護なく負け投手となった。今回はそのリベンジを期してマウンドに上がる。
チームは現在勝率5割で3位日本ハムと3ゲーム差の4位。2021年以来のAクラス入りへ負けられない戦いが続く中、7月9日ロッテ戦以来の5勝目を目指す右腕の好投に期待がかかる。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
オリックス・宮城大弥-ロッテ・石川歩(京セラD大阪)
ソフトバンク・C.スチュワートJr.-日本ハム・加藤貴之(みずほPayPay)
【セ・リーグ】
巨人・赤星優志-ヤクルト・奥川恭伸(東京ドーム)
DeNA・A.ジャクソン-阪神・村上頌樹(横浜)
広島・野村祐輔-中日・小笠原慎之介(マツダスタジアム)
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