2年ぶりの白星目指す唐川
ロッテのプロ17年目右腕、唐川侑己が27日の楽天戦(楽天モバイル)で、今季初勝利をかけて2度目の先発マウンドに上がる。
今季先発に専念している右腕は4月16日の西武戦(ZOZOマリン)で今季初先発し、5回までパーフェクトに抑えるなど6回67球1安打7奪三振無失点と好投。2022年の9月8日以来となる白星はお預けとなったが、インパクトのある投球を見せた。
その後は二軍で7試合に登板。直近では13日のヤクルト戦(戸田)に先発し、7回79球を投げて2安打無四球無失点の快投を見せていた。そこから中13日空けて3カ月ぶりの一軍マウンドに上がる。
右腕は「7月生まれなので夏は好きです。暑いとは思いますがしっかりと体調管理をしてマウンドに上がりたいと思います。まずは自分のピッチングを心掛けて、一つ一つアウトを重ねて最後、チームが勝利している形になればと思います」と意気込む。
二軍で牙を研いでいたベテランが久々の一軍登板でどのような投球を披露するのか注目だ。
約1ヵ月ぶりの一軍登板に臨むポンセ
一方、楽天の先発はコディ・ポンセ。今季楽天に加入した右腕はここまで11試合に先発して3勝5敗、防御率6.64、QSも4度のみ。先発ローテの柱として活躍を期待されたが、ピリッとしない投球が続いている。
6月22日の日本ハム戦(エスコンF)では5.2回9安打5失点で今季5敗目を喫し、翌23日には出場選手登録を抹消された。以降は二軍で3試合に先発。直近では13日の巨人戦(陸前高田)で、5回92球2安打10奪三振無失点と復調をアピール。そこから中13日で約1ヵ月ぶりの一軍登板に臨む。
ロッテ戦には今季初登板。日本ハム時代の昨季は4試合に先発して3勝1敗、防御率2.42と好相性だった。本拠地では今季4試合に登板して2勝無敗と、5月14日以来の白星へ好材料が揃っている。前半戦の背信投球を払拭するような快投が期待される。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
日本ハム・福島蓮-西武・武内夏暉(エスコンF)
ソフトバンク・有原航平-オリックス・田嶋大樹(みずほPayPay)
【セ・リーグ】
ヤクルト・高橋奎二-広島・森下暢仁(神宮)
DeNA・平良拳太郎-巨人・井上温大(横浜)
阪神・大竹耕太郎-中日・H.メヒア(甲子園)
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