6月9日以来白星のない松葉貴大
中日の松葉貴大が21日、本拠地バンテリンドームで行われる前半戦最終戦となる巨人戦に中6日で先発する。
プロ12年目のベテラン左腕は、今季ここまで10試合に先発して3勝3敗、防御率2.35をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も5度記録するなど安定感のある投球を見せている。
前回登板した14日の阪神戦(バンテリンドーム)でも6回102球を投げ、3安打、3四球、1失点と好投。打線の援護なく白星を挙げることはできなかったが、先発としての役割は十分果たしていた。そこから中6日で今日の登板に臨む。
巨人とは今季初対戦。昨季は2試合に先発して、0勝1敗、防御率2.45とまずまずの投球を見せていた。7月は2戦連続6回1失点と好投している松葉。前半戦最後の試合でも試合を作り、6月9日以来となる今季4勝目を挙げることができるか。
中日戦は今季2戦2勝2QSの菅野智之
一方、巨人の先発は菅野智之。今季ここまで13試合に先発してチームトップタイの7勝(2敗)を挙げ、防御率2.27をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も9度記録するなど、安定感抜群の投球を見せている。
ただ、前回登板した14日のDeNA戦(東京ドーム)では、初回に4失点と立ち上がりにつかまり、5回70球5安打4失点で降板。6月9日以来となる今季2度目の黒星を喫した。そこから中6日で今日の登板を迎える。
中日とは今季2度対戦し、2勝無敗、2QS、防御率1.38と好投。直近では4月25日に本拠地・東京ドームで対戦し、6回93球6安打2失点だった。
昨日の試合では先発のグリフィンが7回無失点と好投し、勝利。前回登板ではチームの連勝を7で止めてしまっただけに、前半戦最後の一戦で白星を挙げ、気分よく折り返したいところだ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・奥川恭伸-DeNA・A.ケイ(神宮)
阪神・西勇輝-広島・九里亜蓮(甲子園)
【パ・リーグ】
西武・隅田知一郎-ソフトバンク・L.モイネロ(ベルーナドーム)
ロッテ・石川歩-日本ハム・伊藤大海(ZOZOマリン)
オリックス・佐藤一磨-楽天・藤井聖(ほっともっと神戸)
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