今季初先発は無念の降板となった及川雅貴
阪神の5年目左腕、及川雅貴が甲子園で行われる20日の広島戦で今季2度目の先発マウンドに上がり、今季初勝利を目指す。
及川はここまで4試合に登板して0勝1敗、防御率1.08をマーク。今季初先発となった5月24日の巨人戦(甲子園)では、左手中指のマメがつぶれたため4.1回で降板も、70球を投げ4安打1失点と好投していた。
その後は二軍で調整を進め、6日に再昇格を果たすと、中継ぎとして2試合に登板して、いずれも1回を三者凡退と好投。中6日で再び聖地のまっさらなマウンドへと上がる。
広島とは今季初対戦。昨季は6試合に登板(先発は1試合)し、0勝1敗1ホールド、計8.1イニングを投げて2失点に抑えていた。今季2度目の先発で首脳陣の期待に応える投球を見せ、このチャンスをものにしたいところだ。
今季対虎3戦2HQSの大瀬良大地
一方、広島の先発は大瀬良大地。今季ここまで14試合に先発して4勝1敗、防御率はリーグトップの0.88をマーク。QS(6回以上自責点3以下)も11度記録するなど、安定感抜群の投球を見せている。
前回登板した13日のヤクルト戦(マツダスタジアム)では、6回113球を投げ、2安打6奪三振無失点と好投。自身に白星こそつかなかったが、チームの勝利に貢献するピッチングを見せていた。そこから中6日で今日の登板に臨む。
阪神とは今季3度対戦し、1勝0敗、防御率1.42。敵地では2戦ともにHQS(7回以上自責点2以下)をマークと好相性だ。ただ、近本光司には7打数4安打、中野拓夢には9打数3安打と虎の1、2番には打たれているだけに、今日の対戦でも要警戒だろう。
チームは昨日、先発・床田寛樹の7回無失点の好投もあり先勝。巨人を抜き首位に立った。前半戦首位ターンへ防御率0点台と圧巻の投球続けるエースで今日も必勝を期す。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・サイスニード-DeNA・石田裕太郎(神宮)
中日・H.メヒア-巨人・F.グリフィン(バンテリンドーム)
【パ・リーグ】
西武・今井達也-ソフトバンク・大津亮介(ベルーナドーム)
ロッテ・種市篤輝-日本ハム・D.バーヘイゲン(ZOZOマリン)
オリックス・L.カスティーヨ-楽天・岸孝之(ほっともっと神戸)
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