3戦連続HQS中の今井達也
西武の新エース・今井達也が5日にベルーナドームで行われるロッテ戦に中6日で先発する。
今季自身初の開幕投手を務めた右腕は、ここまで13試合に先発して4勝4敗ながら、リーグ4位の防御率2.08、同1位の99奪三振をマーク。11度のQS(6回以上自責点3以下)を記録するなどエースの名に恥じない投球を見せている。
前回登板した6月28日の楽天戦(山形)では8回124球7安打8奪三振無失点と快投。3試合連続でHQS(7回以上自責点2以下)を達成し、自身の対楽天戦の連勝を13にまで伸ばした。
今季ロッテとは5月21日に本拠地で1度対戦。今季最短タイの5回90球9安打5失点と乱れ、今季初黒星を喫していた。今日はそのリベンジをかけてのマウンドとなる。
チームは今季ロッテ戦で8戦全敗、この3連戦はエースでまず先手を取りたいところ。右腕は「この一週間は、引き続き体力面を意識してトレーニングやリカバリーをしっかり行いました。千葉ロッテとは今季2回目の対戦になりますが、先週の楽天戦同様、ゼロを並べられるよう一生懸命投げたいと思います」と気負いはない。今季初勝利をもたらす好投なるか注目だ。
西武戦今季初先発の小島和哉
一方、ロッテの先発は小島和哉。今季はここまで13試合に先発して5勝6敗、防御率4.70、QSは7度と、不本意な数字が並ぶ。
前回登板した6月28日のオリックス戦(ZOZOマリン)では、7回116球を投げて4安打3失点(自責は2)と力投し、5月28日のヤクルト戦以来、1カ月ぶりの白星を挙げた。そこから中6日で今日の登板に臨む。
西武とは今季初対戦。昨季は6試合に先発して5勝0敗、防御率2.13と抜群の相性を誇っていただけに、今日の対戦でも西武打線を手玉に取ることができるか注目だ。
チームは前カードで今季苦手としている日本ハムに勝ち越して、3カード連続勝ち越し中と好調。左腕もこの勢いを背に、今季6勝目を目指す。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
ソフトバンク・和田毅-楽天・早川隆久(みずほPayPay)
【セ・リーグ】
ヤクルト・小川泰弘-巨人・戸郷翔征(神宮)
中日・髙橋宏斗-広島・床田寛樹(バンテリンドーム)
阪神・J.ビーズリー-DeNA・A.ジャクソン(甲子園)
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