防御率1.49の好調左腕
3週間のセ・パ交流戦が幕を閉じ、21日からリーグ戦が再開。セ・リーグ首位で交流戦を終えた広島は床田寛樹に再開初戦のマウンドを託す。
昨季リーグ3位の防御率2.19を記録し、チームトップ11勝を挙げる活躍を見せた左腕は今季もここまで安定した投球を展開。11試合の登板で7勝3敗、防御率1.49の好成績を残している。
直近6戦を見ても5勝1敗、6戦すべてで7イニング以上を投げているという点も価値が高い。また、中日とは今季初対戦になるが、昨季は2戦2勝で防御率0.00と好相性を誇っていたのも心強いポイントだ。
勝てば8勝目となり、阪神・才木浩人と並んでハーラートップに浮上する。チームとしても、自身としても残り約80試合に弾みをつけるような投球に期待したい。
規定未達も防御率0.56
対する中日は髙橋宏斗を先発に立てる。
今季は約1カ月遅れの開幕となったが、ここまで7試合の登板で3勝0敗、防御率0.56と圧倒的な投球を披露。規定投球回には達していないが、リーグトップの「0.96」を叩き出している大瀬良大地(広島)を上回る好成績となっている。
無傷の連勝記録を伸ばしていくことができるか、好投手同士の投げ合いに期待したい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
巨人・戸郷翔征-ヤクルト・吉村貢司郎(東京ドーム)
阪神・西勇輝-DeNA・A.ジャクソン(甲子園)
日本ハム・山﨑福也-楽天・早川隆久(エスコンF)
オリックス・A.エスピノーザ-西武・今井達也(京セラD大阪)
ソフトバンク・C.スチュワートJr-ロッテ・小島和哉(みずほPayPay)
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