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ヤクルト・山野太一が初先発 本拠地勝率8割超のソフトバンクに挑む

2024 6/12 11:00SPAIA編集部
ソフトバンク・大津亮介とヤクルト・山野太一のインフォグラフィック
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ⒸSPAIA

2020年ドラフト2位左腕

ソフトバンク・大津亮介とヤクルト・山野太一のインフォグラフィック


5月28日(火)に開幕したセ・パ交流戦もいよいよ大詰め。残すところ2カードとなった。

12日のみずほPayPayではソフトバンクとヤクルトの3連戦第2戦が行われる。リーグ最下位と苦しむヤクルトは、山野太一が今季初先発のマウンドに臨む。

高川学園高から東北福祉大を経て、2020年のドラフト2位で入団した4年目の左腕。2022年には戦力外通告を受け、育成契約で再出発という苦境も味わった中、昨年7月に支配下復帰を果たすと、8月1日の巨人戦でルーキーとなる2年ぶりの復活登板。7回無失点の好投で涙のプロ初勝利を掴んだ。

今季は春季キャンプを一軍で過ごすも、3月2日・中日とのオープン戦を最後に一軍での登板はなし。それでもファームでは9試合に登板して3勝1敗、防御率1.15とアピールして一軍登板のチャンスを掴んだ。

今季初戦の相手はパ・リーグ首位を快走するソフトバンク。本拠地での勝率が8割を超えている難敵を相手に、今季初登板を白星で飾ることができるだろうか。

規定未達も防御率1.38

対するソフトバンクは2年目の大津亮介が中10日でマウンドに登る。

今季から先発に転向した2年目の右腕はここまで7試合すべて先発で4勝2敗、防御率は1.38と安定した投球を披露している。

前回登板の6月1日・広島戦も7回5安打、無四球6奪三振無失点の好投。被打率.138のワンシームと同.105のチェンジアップを武器に、今季5勝目を目指す。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

日本ハム・伊藤大海-中日・小笠原慎之介(エスコンF)
楽天・内星龍-巨人・堀田賢慎(楽天モバイル)
西武・隅田知一郎-広島・森下暢仁(ベルーナドーム)
ロッテ・中森俊介-DeNA・A.ケイ(ZOZOマリン)
オリックス・A.エスピノーザ-阪神・大竹耕太郎(京セラD大阪)

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