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2016版 読売ジャイアンツの必勝パターン

2016 7/30 15:20
東京ドーム
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2016年の読売ジャイアンツの優勝を願ってやまないジャイアンツファンの方へ。 怪我人続出の投手陣ですが、今後の展望を知りたい方も多いのではないでしょうか。 ここでは2016年のジャイアンツの新たな必勝パターンをご紹介します。

読売ジャイアンツ・必勝パターン(先発)

昨年活躍したマイコラスが長期離脱、内海の調子も上がらず、杉内は右股関節の手術を受けて今季の登板は未知数、さらにポレダが左腕を痛め検査のためアメリカに帰国するなど、主力投手が相次いで故障して苦しい台所事情となったジャイアンツ。 2016年の先発は菅野智之、田口麗斗、高木勇人の3人がローテーションの軸となりそうです。 中でもエースの菅野は圧倒的なピッチングを続けており、5月中旬の時点で4勝負けなし、防御率は脅威の0.68と絶好調のスタートを切っています。66回を投げて与えたフォアボールはわずか4つ、元々制球力に定評はありましたが、さらに磨きがかかり、対戦した打者を圧倒しています。 先発は菅野が一人で奮闘している状態なので、田口、高木の若手2人のさらなる奮起が求められています。

読売ジャイアンツ・必勝パターン(中継ぎ)

ジャイアンツの中継ぎは、長年中継ぎのエースとして君臨している山口鉄也とマシソンが軸となり、さらに田原誠次、戸根千明、宮國椋丞らが状況に応じて起用されるでしょう。 中でも山口は8年連続で60試合以上登板し、通算の防御率も2.09と安定、ジャイアンツのみならず球界を代表するセットアッパーとして侍ジャパンやWBCのメンバーとして活躍してきました。32歳とベテランの年代に差し掛かってきましたが、まだ衰えはみえず、2016年も活躍が期待できそうです。 さらに、長身から150kmを超える剛速球で相手を圧倒するマシソンも控えており、左右の強力な中継ぎエースがいることから、先発がリードした状態で中継ぎにバトンタッチすると勝利をものにできそうです。

読売ジャイアンツ・必勝パターン(抑え)

今年も去年に引き続き、抑えには澤村拓一がどっしりと控えています。 以前は制球に難があったものの、フォアボールで自滅することも少なくなり、2015年は抑えとして36セーブ、防御率は1.32と安定した働きを見せました。150kmを超えるストレートに大きく曲がるフォークやスライダーを投げ、打者はボールを前に飛ばすことすら難しい投手になりました。 今年もキャンプから好調を維持、5月の中旬で早くもセーブは10と去年以上のペースで勝利に貢献しています。山口、マシソンから澤村につなぐことができれば、勝利を手にすることができそうです。

中継ぎ、抑えは安定しているだけにいかに先発が踏ん張れるかが鍵に

ジャイアンツは上記の通り、中継ぎ、抑えが充実。先発が怪我人続出で層が薄いだけに、先発ピッチャーがいかに6、7回まで投げて試合を作れるかが今シーズンの鍵となりそうです。 また、今村信貴や平良拳太郎ら若手投手の奮起にも期待したいところです。 高橋新監督のもと、ジャイアンツは世代交代を目指しており、ベテランの故障者が出ている状況を若手のチャンスととらえ、数年先を目指したチームへと生まれ変わることが望まれます。

まとめ

2015年のシーズンオフはジャイアンツの選手による賭博問題が世間をにぎわせましたが、シーズンが開幕すると選手が必死にプレーし、ジャイアンツは首位争いを演じています。 今年は監督も変わり、新生ジャイアンツ初年度として生まれ変わろうとしています。新しいジャイアンツに期待しましょう。

以上「2016版 読売ジャイアンツの必勝パターン」でした。