最下位低迷「指揮官である私の責任です」
西武は26日、松井稼頭央監督と協議した結果、松井監督は休養し、監督代行として渡辺久信ゼネラルマネジャーが兼務すると発表した。5月28日の中日戦から渡辺GMが監督代行として指揮を執る。
松井監督就任2年目の今季は強力な先発投手陣を擁して上位進出が期待されたが、45試合を終えて15勝30敗の借金15で最下位に低迷。26日のオリックス戦に勝った後の電撃発表だった。
渡辺久信監督代行は2008年に監督就任していきなり日本一。2013年限りで退任するまで監督通算438勝395敗31分け、勝率.526の成績を残している。松井監督のコメントは以下の通り。
■松井稼頭央監督
「厳しい戦いが続いているなか、変わらず声援を送り続けてくださるライオンズファンの皆さまの期待に応えられず、大変申し訳なく思っております。何とか巻き返しを図ろうと、コーチや選手たちと共に戦ってまいりましたが、指揮をシーズン途中で渡辺GMに託すこととなりました。昨年からこのチームを率いて、選手たちの成長には手応えを感じていましたが、それを結果に繋げることができなかったのは、指揮官である私の責任です」
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