「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

メジャー絶賛の守備を魅せる菊池涼介選手

2017 8/17 16:20cut
カープ、野球
このエントリーをはてなブックマークに追加

守備範囲が広すぎるゆえのエラー

菊池選手は「エリア33」と称される守備範囲を誇り年間での補殺も500以上を記録している。しかし、守備範囲が広いゆえにエラーも増えていた。通常であれば、グラブに触れることのできない打球でも追いついてしまい、エラーとなることも多くなっていた。
レギュラーに定着した2013年のエラー18個となっておりセカンドの中では最多となっている。エラーを減らすために守備範囲を狭め捕れる打球だけを確実に処理することも可能だ。しかし、菊池選手はそれをせず守備範囲を維持したままで、エラーを減らすよう練習を重ねた。
その甲斐もあり、翌2014年には535補殺、12エラーと補殺は増加しエラーは減少したのだ。以降も、菊池選手は毎年エラーを減少させ2015年は10個、2016年は4個となっている。
圧倒的な補殺数を誇っている菊池選手が2016年は守備率.995を記録する。この結果、初めて守備率でも両リーグトップとななったのだ。
守備範囲が広すぎるがゆえのエラーを犯していた菊池選手はエラーを減らし進化したのだ。

守備はメジャー級!?メジャー公式サイトでも紹介

菊池選手の守備は日本だけでなく、アメリカでも取り上げられている。メジャーリーグの公式サイトでもあるMLB.comでは、2014年11月に行われた日米野球において菊池の守備が紹介されている。
打撃のハイライトシーンを含めて、16本もの動画を菊池選手は取り上げられているが、そのうち6本が守備に関する動画だ。広い守備範囲、グラブトス、強烈な打球の処理と様々なプレーが対象になっており菊池選手への注目度が高いことがよくわかる。また、ミスした動画も上がっているのはご愛嬌といったところだろうか。
また、2016年シーズンまで広島でチームメートとして戦った黒田博樹選手は菊池選手の守備に対して「20年間プロでやってきてあんなプレーができるのは菊池ぐらい。あれだけ、肩が強く守備範囲の広い選手はいない。」とコメントを残している。
黒田選手は広島カープだけでなく、ロサンゼルス・ドジャース、ニューヨーク・ヤンキースでメジャーリーグを経験し、世界最高球のプレーヤーたちを数多く見ている。その、黒田選手の言葉はほかのプレーヤーの言葉よりも重みが感じられる。
菊池選手の守備はメジャー級ということを裏付ける貴重なコメントだ。

おすすめの記事