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メジャー絶賛の守備を魅せる菊池涼介選手

2017 8/17 16:20cut
カープ、野球
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「エリア33」と称される守備範囲

イチロー選手(マーリンズ)の守備範囲に敬意を表してマリナーズ時代、本拠地であるセーフコフィールドでは、ライト付近が「エリア51」と呼ばれていた。もともと「エリア51」とは、アメリカ空軍の基地の名称であり軍事施設だ。イチロー選手の背番号である「51」と「エリア51」を引っ掛けて、セーフコフィールドのライト=「エリア51」と呼ばれるようになったのだ。
日本では菊池選手の守備範囲が広すぎることから、ネットを中心に菊池選手の守るセカンド付近を「エリア33」と呼ぶ人が増えた。「エリア33」の範囲はセンター、ライトの前方から一、二塁間と広く取られている。通常であればヒットになっている打球もアウトにしてしまうことから、他のチームファンからは恨めしがられている。

歴史に残る守備の記録『補殺トップ3』を独占

2013年に菊池選手はプロ野球史上4人目となる年間500補殺を達成した。
補殺というのは聞き慣れないかもしれない。簡単に説明するとアウトを取るために送球を行うことでメジャーリーグではassist(アシスト)と表現される。「補殺」の「補」は「捕」と混同しがちだがアウトを成立させることを「補う」ので「補」が正しい漢字となる。
長いプロ野球の歴史で年間500補殺を達成したのは、1948年の杉浦清選手、1954年の鈴木武選手、1955年の坂本文次郎選手と60年以上前の選手たちだ。アンタッチャブルに近い数字を菊池選手は2012年にデビューして以降、2013年、2014年、2016年と3度達成しているのだ。
2016年現在で菊池選手は、シーズン補殺数ランキングトップ3を独占しており、引退するまでにベスト10を独占してしまいそうな勢いだ。菊池選手自身も補殺にはこだわっており「年間補殺上位トップ3を独占したい」と語っていた。その目標が2016年シーズンで達成されたこともあり2017年シーズンからは新たな目標に期待したいところだ。

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