「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

亀井善行は2009年以来の勝負強さを発揮できるか!?

2017 8/17 16:20Mimu
ⒸShutterstock.com
このエントリーをはてなブックマークに追加

野球選手としての立場が危うくなった2007年

飛躍が望まれた2007年シーズンだったが、この年は大失態を犯してしまう。7月の阪神戦、2死満塁という大チャンスで代打として登場したのだが、なんと1球もスイングすることなくそのまま見逃し三振に倒れてしまうのだ。これには監督やファンからも批判の声が上がり、その数日後に2軍落ち。そしてそのまま1軍に呼び戻されることはなかった。
結局前年から飛躍するどころか、20試合と大きく出場試合数を落としてしまい、打率も.158と低迷。さらにオフシーズンの秋季キャンプ(若手選手が中心で行われるキャンプ)のメンバーにも選ばれることがなく、3年目ながら首の寒いオフとなってしまう。その後、遅れてキャンプへの参加を許可されたが、この時の心境は計り知れないものがあったことだろう。

存在感を放った2008年

背水の陣で挑んだ2008年シーズン。この年は開幕から谷良知さんが不調に陥ってしまったこともあり、すぐに亀井選手の出番がやってくる。4月3日の中日戦、相手投手はエースの川上憲伸さんだったのだが、2番センターでスタメン出場する。1‐5と劣勢の中迎えた7回裏だった。1番の高橋由伸さんのスリーラン直後に、亀井選手も本塁打!見事に2者連続の本塁打を記録する。これで4点を加えて同点とすると、さらに3番の小笠原道大さんも続き、3者連続の本塁打!これで6?5、見事な逆転勝利を収めるのだ。
さらに4月の中盤以降は、同年にブレイクした坂本勇人選手と1・2番コンビを組むことも多くなり、存在感を放つ。4月30日の広島戦では初の1試合2本塁打も記録。しかし5月終盤に足の捻挫で戦列を離れると、入れ替わりで復帰した谷選手がベテランらしい安定した活躍を見せていたため、スタメンの機会も徐々に減っていってしまう。それでもチームは優勝し、07年からの2連覇を達成すると、亀井選手はクライマックスシリーズ、日本シリーズでも良い働きを見せ、前年度の雪辱を見事に果たすのだ。

おすすめの記事