アマチュア野球における背番号2
少年野球や高校野球において若い背番号は、レギュラー選手がつける。背番号2番はエースである1番の女房役。つまり、捕手だ。
捕手は「扇の要」と呼ばれるほど重要なポジションで、ピッチャーが投球する上で大きな役割を果たす。
少年野球や高校野球において若い背番号は、レギュラー選手がつける。背番号2番はエースである1番の女房役。つまり、捕手だ。
捕手は「扇の要」と呼ばれるほど重要なポジションで、ピッチャーが投球する上で大きな役割を果たす。
捕手というポジションがどれくらい重要なのかについて説明しよう。プレー中は他の8人と向かい合う位置にいる捕手。視野を広げグラウンド全体を見渡す、言わばチームの司令塔だ。
また、相手チームの選手が苦手なコースや球種についても研究・分析し、ピッチャーに投球コースや球種を的確に指示する。試合に勝つため、チーム全体をコントロールするのが保守の役割だ。
アマチュア野球で背番号2の捕手は、どちらかと言うと肩が強く、力のある選手が多い。そのため打順も3番から5番など、ここぞというときに大きな1本を打ってくれる頼もしい選手が選ばれる。
プロではリード面など守備が重視されるため、打者としての期待は二の次となる場合も多い。強肩によって相手の盗塁を刺したり、走者をけん制したり、試合の行方を左右する頼もしい存在だ。
プロ野球でも高校野球と同様に捕手が2番の場合もある。有名どころではソフトバンクや阪神で活躍した城島健司、元広島の瀬戸輝信らが挙げられる。
しかし、どちらかと言えば内野手がつけることが多い。高橋慶彦、元木大介、小笠原道大ら名だたる内野手が2番を背負っており、当時から少年たちの間では人気の背番号だった。