お化けフォーク!”千賀滉大”
”お化けフォーク”と称されるフォークボールを武器に今シーズン開幕から8連勝を記録した千賀滉大(福岡ソフトバンクホークス)も1992年世代です。
2015年日本シリーズでは山田に3打席連続となるホームランを浴びましたが、心折れることなく翌日はしっかり抑えるメンタルの強さを見せてくれました。
ドラフト1位の山田と違い、育成から這い上がった千賀はハングリー精神の塊です。持ち前の負けん気の強さでエースへと成長することを期待します。
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2015年柳田悠岐(福岡ソフトバンクホークス)とともにトリプルスリーを達成した山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)は、1992年生まれの24歳です。 同世代に山田哲人以外の大物はいるのでしょうか。 海を渡ったメジャーリーグ含めて、1992年世代を探っていきたいと思います。
”お化けフォーク”と称されるフォークボールを武器に今シーズン開幕から8連勝を記録した千賀滉大(福岡ソフトバンクホークス)も1992年世代です。
2015年日本シリーズでは山田に3打席連続となるホームランを浴びましたが、心折れることなく翌日はしっかり抑えるメンタルの強さを見せてくれました。
ドラフト1位の山田と違い、育成から這い上がった千賀はハングリー精神の塊です。持ち前の負けん気の強さでエースへと成長することを期待します。
広陵高校、早稲田大学と名門校で実績を残し、北海道日本ハムファイターズにドラフト1位で入団した有原航平も1992年世代の1人です。
2015年は新人王を獲得したものの8勝6敗、防御率4.79と決して誇れる数字ではありませんでした。
それを見返すかのように、2016年は開幕から大谷翔平と2枚看板でチームの先発陣を支えました。
球場全体が揺れる”ヤスアキジャンプ”でお馴染みの山崎康晃(横浜DeNAベイスターズ)も1992年世代です。
帝京高校から亜細亜大学に進み、2014年のドラフト1位でプロ入りすると、1年目の昨シーズンいきなりクローザーに抜擢され、見事37Sと結果を残します。
今年のオールスターゲームでは帝京高校でバッテリーを組んだ原口文仁(阪神タイガース)と再びバッテリーを組み、シーズンではほぼ投げることのないナックルを投げる余裕を見せました。
後半戦は打ち込まれるシーンも増え、少し心配ではありますが、修正してもらいたいところです。これから侍ジャパンのクローザーとしての期待がかかる選手の1人です。
海を越えたメジャーリーグにも山田哲人世代は存在するのです。高校時代から超高校級と噂され、全米1位でワシントン・ナショナルズに入団したブライス・ハーパーも1992年生まれです。
2012年にメジャーデビューを果たすと、22本塁打を放ち新人王を獲得。その後も順調に成長し、4年目となる2015年には打率.330、42本塁打で見事にナショナルリーグMVPに輝きました
海の向こうの1992年世代にも注目したいと思います。
今回紹介した選手以外にも、西川遥輝(北海道日本ハムファイターズ)、中崎翔太(広島東洋カープ)、ホセ・フェルナンデス(マイアミマーリンズ)と、山田哲人以外にも1992年世代は有力選手たちが多くそろっていますね。 高卒選手、大卒選手が入団し、次は社会人経由の選手たちが今後プロ入りしてきます。1992年世代の層がさらに厚くなるかもしれませんね。