「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

名選手列伝!北海道日本ハムファイターズの歴代名ピッチャーは誰だ?

2016 11/10 19:16
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by Brocreative/Shutterstock.com

歴代の名ピッチャーたちを知りたいと思ったことはないだろうか? 今回は北海道日本ハムファイターズの歴史に残る名ピッチャーを紹介する。

史上最強投手!ダルビッシュ有

北海道日本ハムファイターズに限らずプロ野球界において近年最強投手と呼び声の高いダルビッシュ有。 東北高校からドラフト1位で入団後、1年目の後半からローテーションに定着し、7年間で93勝をマークしている。圧巻なのは防御率で、5年連続1点台とまさに圧倒的。対戦相手のエースとの投げ合いは毎試合観客を魅了した。
特に、田中将大と最後に投げ合った2011年7月20日の東京ドームでの試合は、完売御礼で、しかも両投手が完投するという見ごたえのある一戦だった。この試合はダルビッシュ有が先輩の意地を見せ勝利を収めている。

豪速球の尾崎行雄

尾崎行雄は、浪商のエースとして甲子園で優勝投手となり、高校を2年で中退して北海道日本ハムファイターズの前身である東映フライヤーズに入団。ルーキーイヤーにいきなり20勝をマークして新人王に輝く。18歳での新人王は現在も破られていない史上最年少記録となっている。
その後、肩の故障もあり、長きにわたる活躍はできなかったが、「史上最速の球を投げていた投手は?」の質問に現在も尾崎行雄の名前が挙がることもあり、その剛速球を武器に、20勝以上を4度達成した大投手だ。
68歳という年齢で亡くなってしまったが、野球ファンの記憶から消えることはないだろう。

トレンディエースこと西崎幸広

西崎幸広は、チームの低迷期に明るい話題を与えてくれた名ピッチャーだ。 甘いマスクでトレンディエースとしての印象が強い西崎幸広だが、実力も間違いなくあった。入団から3年連続で15勝を挙げ、2年目には最多勝も獲得している。 近鉄バファローズの阿波野秀幸と良いライバル関係があったからこその好成績だったともいえるだろう。1995年にはノーヒットノーランを達成するなど、記録にも名前を刻んでいる。
晩年は西武ライオンズへ移籍し、若手の手本として投球術や振る舞い方を後進に伝えていった。

現在進行形の大エース候補!大谷翔平

大谷翔平は、現在進行形の名ピッチャーといっていいだろう。”二刀流”がどうしても注目されるが、投手としての実力は間違いなく一級品だ。
160キロを超すストレートにフォークボールとスライダーを駆使して三振の山を築く。制球にばらつきがあり、立ち上がりは四球を出すこともあるが、試合中に修正を図り大崩れすることがあまりない投手だ。 二刀流ということで、今後本人とチームがどのような方針で起用していくのかわからないが、歴史に残る名ピッチャーとなることは間違いないだろう。

まとめ

北海道日本ハムファイターズは、最近ではダルビッシュ有から大谷翔平と最強投手が立て続けに生まれ彼らの目覚ましい活躍が記憶に新しいだが、過去にも名投手の存在があった。 近年は優勝争いの常連になりつつあるが、低迷期に活躍した名ピッチャーたちがチームの礎を築いたことを忘れないようにしたい。