約2か月間の派遣終了
西武は31日、出井敏博投手のルートインBCリーグ・埼玉武蔵ヒートベアーズへの派遣が同日付けで終了したことを発表した。出井投手はチームの育成及び強化を図る一環として、3月24日から期限付きで同球団へ派遣されていた。
なお、6月1日からは2018年ドラフト育成2位の大窪士夢投手が同球団に派遣される予定。期限は7月31日まで。
〇派遣を終えた出井敏博投手のコメント
昨日の栃木戦が埼玉武蔵ヒートベアーズでの最後の登板でしたが、やはりそれを意識しました。ヒートベアーズの皆さんは本当に温かく、「今日は出井に勝たせよう」という声がベンチからもたくさんありました。そのなかで最後こうして抑えること(7回無失点で勝利投手)ができたのは良かったです。
ヒートベアーズは人間的にも素晴らしいチームで、ファンの皆さんもスタンドに僕の横断幕などを掲げて応援いただくなど感謝の気持ちでいっぱいです。ヒートベアーズでは中6日で先発として投げさせていただいたなかで、登板日にいかにピークを持っていくか、という調整をすることができました。
片山(投手)コーチ(兼野手)には、投球フォームの面でも新しい視点や気づきを与えていただきました。
(この派遣を通じて)打者に対する攻め方や配球についても学びを得ることができたと思っています。
(写真は西武ライオンズ提供)
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