今季3勝2敗の秋山、二軍で調整登板から中5日
首位・阪神は今日13日の中日戦(甲子園)に秋山拓巳が先発する。今季は5試合に登板して3勝2敗、防御率3.56と上々の滑り出し。勝ち投手となった前回4月30日の広島戦の後、5月7日にウエスタン・リーグのソフトバンク戦で調整登板し、2回で38球を投げて1失点だった。一軍では13日ぶりの登板だが、実戦感覚は問題ないだろう。
西条高から入団12年目の今季、ストレートは平均136.4キロとスピードはないが、抜群のコントロールは健在だ。ストライクゾーンを目いっぱい使って凡打の山を築いている。
中日戦は今季初登板。11勝を挙げた昨季の中日戦は0勝2敗、防御率3.97だった。与四球率は0.81と申し分ないものの、阿部寿樹に一発を含む5打数2安打、アルモンテと木下拓哉には5打数3安打と打ち込まれた。
ただ、今季の中日打線はリーグ最下位のチーム打率.229と低調だけに、今日はきっちり抑えたいところ。交流戦までに貯金を増やしておくためにも、秋山の好投が期待される。
ロドリゲスは二軍戦完封から中8日
一方、中日の先発はジャリエル・ロドリゲス。先発予定だった12日が雨天中止となったためスライド先発となった。
今季初めての一軍マウンド。二軍では4試合に登板して2勝0敗、防御率0.86と好成績を残している。直近では5月4日の阪神戦で11三振を奪って完封。中8日空けて仕切り直しの今季初登板だ。
キューバから来日して1年目の昨季は11試合に登板して3勝4敗、防御率4.12。10月1日の阪神戦では6回2安打10奪三振1失点と好投したが、負け投手となった。今回も打線の援護は多くを期待できない状況だけに、投手戦に持ち込みたい。
DeNA中川虎大-巨人サンチェス
その他の試合の予告先発は下記の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・小川泰弘-広島・床田寛樹(神宮)
DeNA・中川虎大-巨人エンジェル・サンチェス(横浜)
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