西武はニールが郭泰源以来25年ぶりの外国人投手による大役
来日2年目のザック・ニールが開幕投手の座を射止めた。西武で外国人投手が開幕投手を務めるのは1995年の郭泰源以来25年ぶりのこととなる。昨シーズンのニールは規定投球回未到達ながら12勝1敗、防御率2.87の成績を残しており実績に不足はない。
しかし、6月以降の練習試合では5回5失点、5回6失点と2試合連続で打ち込まれているのは不安材料。最後の1週間で立て直すことができるか。
来日2年目のザック・ニールが開幕投手の座を射止めた。西武で外国人投手が開幕投手を務めるのは1995年の郭泰源以来25年ぶりのこととなる。昨シーズンのニールは規定投球回未到達ながら12勝1敗、防御率2.87の成績を残しており実績に不足はない。
しかし、6月以降の練習試合では5回5失点、5回6失点と2試合連続で打ち込まれているのは不安材料。最後の1週間で立て直すことができるか。
ソフトバンクは東浜巨が初めて開幕投手を任された。ソフトバンクが前年に2桁勝利を達成していない投手に開幕戦を託すのは、2009年の和田毅以来のこととなる。
6月6日の阪神戦では、3回4失点と今ひとつの内容だった。だが、6月12日の広島戦では打球が直撃するアクシデントがあったものの、3回無失点と結果を残した。工藤公康監督の抜擢に応えられるか。
則本昂大が2年ぶり6度目となる開幕投手を務める。昨シーズンは右ひじの手術で出遅れ登板数は12試合にとどまったが、そのなかで5勝5敗、防御率2.78と最低限の結果を残した。
6月12日のヤクルト戦では5回1失点とまずまずの投球を見せており不安はない。球団では岩隈久志(現・巨人)が開幕戦で3勝を挙げているのが最多記録。則本は現在2勝となっているが肩を並べることができるか。
ロッテは3月の開幕時は美馬学が指名されていたが、その後にアクシデントがあり昨年に続いて石川歩が2度目の開幕投手に指名された。
6月6日の楽天戦では3回無失点だったものの、6月12日の西武戦では4回8失点、被安打10と打ち込まれている。最後の1週間でどこまで本来の投球を取り戻せるか。
日本ハムは有原航平が3年ぶり2度目の開幕投手に指名されている。6月12日の巨人戦では5回無失点、与四球1と好投を見せた。それも、わずか65球でまとめており開幕へ向けて不安はない。
有原が前回大役を任された2017年は、6回途中6失点で敗戦投手になっている。そのときの相手と同じ西武にリベンジを目指す。
オリックスは山岡泰輔が2年連続2度目の開幕投手に選ばれた。昨年は8回3失点と好投しながら、勝ち負けつかずチームも最終的に敗れている。
6月5日の広島戦では7回無失点、6月12日の阪神戦では5回2失点とここまでの仕上がりは順調だ。オリックスは2012年から開幕戦8連敗中となっているが、不名誉な記録をストップできるか。
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