「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

レイズ・筒香嘉智、実戦デビューで初安打 監督や地元メディアの評価は?

2020 2/25 17:00棗和貴
実戦デビューで初安打を放ったレイズの筒香嘉智

Ⓒゲッティイメージズ

筒香、実戦デビューで1安打1四球

レイズの筒香嘉智は23日、ヤンキースとのオープン戦に5番レフトで出場。実戦初打席でセンター前ヒットを放った。

筒香が打席に入る前、中継のホストであるFOXスポーツは2007年から2009年までレイズで活躍した岩村明憲氏にインタビューを行った。「期待が大きいから結果が出るまではすごく不安があると思うんですけど、タンパのファンはヨシ(筒香の愛称)を信じて待っていれば、それなりの成績になってくるだろうし、ホームランもルーキーイヤーから30本打ってくれるんじゃないかなと思います」と、期待を寄せた。

もっとも初打席を迎えた筒香は不安を感じさせることなく、冷静に見えた。際どいコースを見極め、2ボール1ストライクのバッティングカウントになったところで、甘く入ったストレートをはじき返した。日本よりストライクゾーンが狭いMLBでは、忍耐強く打てるボールを待っていれば数字は付いてくるだろう。続く第2打席も四球を選び、選球眼の良さをアピール。代走が送られ、実戦デビューを終えた。

試合後、筒香は初めて試合に出た感想を聞かれ「ストライクゾーンの違いもありますし、ピッチャーもタイミングが違うので、そういうところを確認しながら試合に入っていきました」と語った。1安打1四球という結果に関しては「いまは結果というよりは、開幕に向けて日本と違う部分もいっぱいあるんで、そこを確認しながら、最高の準備で開幕できるようにしたい」と意気込んだ。

また、試合後に自身のインスタグラムを更新し「今日は、オープン戦の初戦でした!まだ始まったばかりなので、じっくりいきます‼」とつづった。

監督や地元メディアの評価は?

納得の実戦デビューを果たした筒香に対し、レイズのケビン・キャッシュ監督は「ヒットが打てたというのはヨシにとって良かったと思う。2打数0安打でも我々の評価は変わらないから、1安打1四球でもそれほど変わりはしない」と筒香に信頼を寄せていた。

また、レイズの本拠地であるタンパの地元新聞、タンパベイ・タイムズは「この日本人外野手はフィールドの上で何をし、いかに上手に対処してきたか。そして、これらのすべてが素晴らしいデビューに繋がった」と筒香の準備への姿勢やストライクゾーンへの対応などを評価した。

打撃に定評がある筒香だが、実戦デビューでは守備にも注目が集まった。4回表、レフトを守る筒香の前にフライが飛んできたが、センターのケビン・キアマイアーがそれをカット。試合後、筒香は「外野を守っていて、あんなに速く走った人を見たことない」とゴールドグラブ賞3度受賞の名手に驚嘆していた。

一方、キアマイアーは筒香の守備について「ここ数日、私は彼に驚いている。彼はスローイングの練習をいい感じでやっていた。いい肩を持っている」と評価。また、筒香のボールを“奪った”プレーについては「通常は自分が声を出す。ボールが落ちると思ったが、ちょっと伸びたので何とかしたかったんだ。ポジションに戻るとき(筒香が)“ゴー!プレー!”と言ってくれたよ。それと、ボールを捕れなかった場合に備えてしっかりバックアップしてくれた」。

バッティングでも守備でも、筒香は上々のデビューを果たしたようだ。

※日付は現地時間

 コメント(0件)