シンシナティ・レッズと大型契約
西武からFA宣言していた秋山翔吾がシンシナティ・レッズと3年総額2100万ドル(約22億9600万円)で契約した。タンパベイ・レイズに移籍が決まった日本代表の4番・筒香嘉智の2年総額1200万ドル(約13億1200万円)より高条件。日本よりパワーで勝るメジャーリーグにおいて、パワーヒッターよりアベレージヒッターの方が期待度が高いということか。
2015年に日本プロ野球シーズン最多216安打を記録した日本の安打製造機の挑戦について、株式会社グラッドキューブのCEO金島弘樹が解説する。
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データでみる秋山翔吾選手の凄さと生い立ち~レッズと大型契約!前編~
9年で1405安打、高い守備力も魅力
秋山は神奈川県出身で、横浜創学館高から八戸大を経て2010年ドラフト3位で西武入団。5年目の2015年にフォーム改造して覚醒し、5、6月にイチロー以来2人目となる2カ月連続40安打を達成した。7月には高橋慶彦(広島)のプロ野球記録にあと2と迫る、歴代3位タイの31試合連続安打をマーク。9月30日のオリックス戦でマートン(阪神)の持つ日本プロ野球最多の214安打に並ぶと、最終的に216まで伸ばした。
2017年には打率.322で首位打者を獲得。2019年まで実働9年で1405本の安打を積み重ねた希代のヒットメーカーだ。
また打撃が素晴らしいため目立たないが、守備力も高い。2015年から5年連続でゴールデングラブ賞を獲得しており、2019年の守備率は.983。この辺りもメジャーから評価された理由かも知れない。
右投げ左打ちの巧打の外野手となると、どうしてもイチローと比較されるだろう。レジェンドにどこまで近付けるか。メジャーリーガー・秋山翔吾の活躍に期待したい。
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秋山翔吾選手とイチロー選手を比較 果たしてMLBで成功できるのか?~レッズと大型契約!後編~
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