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もしシアトル・マリナーズが優勝したら

2016 9/2 12:22
シアトルマリナーズ
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2001年、優勝に一番近かったシアトル・マリナーズ

2000年まで、万年最下位だったシアトル・マリナーズ。だが、ジョン・オルルド、佐々木主浩、イチロー、ブレット・ブーンが加入した翌2001年、西リーグで圧倒的な強さを誇り、他3球団を寄せ付けなかった。その理由は「闘将」と言われるほど統率力があるルー・ピネラ監督が、タイトルホルダーがそろう強打線でスター選手を上手くまとめ上げたからだ。

結果はア・リーグ西では圧倒的な強さで116勝42敗という好成績だったものの、ニューヨーク・ヤンキースに敗れたためリーグ戦に勝ち進むことはできなかった。しかし、これほどの強さなら、リーグ優勝も夢ではなかったと思われる。それほど、2001年のマリナーズは強かったのだ。

ルー・ピネラ監督が夢見た優勝は、復帰で叶えられる?

ルー・ピネラ監督の退任後、低迷を続けたマリナーズは最下位の常連に。

「自分の弱さを直視できるだけの強さがない者は、たくましい戦士にはなれない」は監督の名言だ。またピネラー監督が復帰すれば、より強く生まれ変わった新・マリナーズが観られるのではないだろうか。

シアトル・マリナーズがア・リーグ優勝でシアトルはどう変わる?

もしシアトル・マリナーズが優勝したらシアトルはどう変わっていくのか。他球団の経済効果をみると、多いところで200億近くの経済効果が試算されている。

もとより太平洋岸北西部最大の都市であり、世界的に有名な観光地だ。観光客が今以上に増えれば、経済効果にも大きく影響するだろう。また、近年は失業率が高いアメリカで観光やインフラの整備など公共事業が増えれば、失業率の軽減にもつながるだろう。

もし、イチローと佐々木選手が在籍中にシアトル・マリナーズが優勝したら

既に佐々木主浩は引退しているので実現はしないのだが、もし2001年にイチローとともにリーグ優勝していたら、多くの日本人がシアトルに観光を兼ねて応援に行っただろう。また、それがア・リーグでの優勝ともなれば、更に多くのファンが駆けつけたことだろう。