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デトロイト・タイガースの優勝パレードと祝賀会の歴史について

2016 9/2 12:22
メジャーリーグ スタジアム
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デトロイト・タイガースとは

MLBアメリカンリーグ中地区に所属、本拠地はミシガン州デトロイトにあるコメリカ・パークのデトロイト・タイガース。充実した戦力と名将を率いる名門チームとして有名で、かつては木田優夫や野茂英雄といった日本人選手も所属していた。球団が発足された当時、監督が履いていた濃紺とオレンジのストライプのストッキングがトラの縞を連想させたため「タイガース」と名づけられと言われている。

初めてワールドシリーズを制覇したのは1935年。1945年と1968年にも制覇し、1984年には世界一にもなっている。ところが、1990年代後半頃から低迷期に入り、2003年には遂にリーグワースト記録119敗という結果に。

この危機的時期を抜け出すため、大物選手の補強にあたったのが2002年に就任したデーブ・ドンブロウスキーGMだった。そして2006年、実に22年ぶりのリーグトップに返り咲くことに成功。そして、2011年から4年連続地区優勝も果たしている。しかし、2015年にまたしても地区最下位になってしまった。

リーグ初優勝を果たした1907年

アメリカリーグ入り7年目の1907年。ヒューイー・ジェニングスが選手兼任監督に就任し、首位打者、打点王、盗塁王を獲得したタイ・カッブとサム・クロフォードといった有望選手がチームの打線を引っ張り、投手陣ではビル・ドノヴァンとエド・キリアンがそれぞれ25勝をあげ、素晴らしい活躍で力を見せつけていた。

チーム戦歴としては92勝58敗という大健闘でリーグ初優勝を果たし、初出場のワールドシリーズではシカゴ・カブスと対戦し、引き分け後に敗退。4連敗でワールドチャンピオンを逃す結果に。

そして、1908年はタイ・カッブが打率.324・108打点で二冠王の王冠を手に入れ、2年連続のリーグ優勝。1909年はカッブが史上唯一の四冠王に輝き、その勢いでリーグ3連覇を果たしている。

リーグ初優勝時のパレードには道路の沿道から溢れる程の地元民やファンが集まり、チームカラーの紙吹雪やブラスバンドの演奏によって盛大に行われた。

苦しい時代から脱した1934年

1934年にデトロイト・タイガースは、アスレチックスチームの黄金期を築き歴史上最高の捕手と名高く、アメリカ野球殿堂入りを果たしたミッキー・カクレーンを選手兼任監督に招いた。そしてこの年、カクレーンの強烈な活躍に加えチャーリー・ゲーリンジャー、ハンク・グリーンバーグ、グース・ゴスリンら"Gメン"(3人共苗字が"G"から始まる)が好成績を叩き出し、雪辱のヤンキースを破り数十年ぶりにリーグ優勝を果たす。

翌年(1935年)はリーグ2連覇を果たし、球団発足から34年目5度目の挑戦にして初めてワールドチャンピオンに輝いた。その後、1937年5月25日のヤンキース戦で頭部に死球を受けたカクレーンは、現役を退き専任監督に。1940年にはアスレチックス、ヤンキースと同チームとの三つどもえの争いが多数勃発。

ワールドチャンピオンに輝いた1935年の優勝パレードは多くのファンによる拍手に包まれ、道行く人はチームのロゴが入ったグッズを身に着け、本拠地のコメリカ・パークはデトロイト・タイガース一色に染まった。チーム史上、最も盛大にパレードや祝勝会が行われたのがこの年だと言っても過言ではない。

2000年代から現在までの流れ

1990年代後半から突入した低迷期が2000年に入っても続いたため、目覚ましく活躍する一流選手を他チームからかき集めチームの再建を図り、なんとか2006年に22年ぶりのリーグ優勝をもぎ取った。

2007年には「球団史上最大の補強」とも言うべく、ブレーブスからエドガー・レンテリア、カブスからジャック・ジョーンズ、マーリンズからミゲル・カブレラとドントレル・ウィリスを獲得。2011年には投手三冠王を記録した選手を擁し2年連続で地区優勝、24年ぶりのリーグ優勝を果たし、2014年までリーグ4連覇を達成。だが、これ以降チームは再び低迷期に入っている。

毎年行われるパレードを見に来る人は年々減少傾向。しかし、チームマスコットやブラスバンドと練り歩くパレードはとても華々しく、長年応援してきた地元民を楽しませてくれる。

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