一塁ベースがガラ空きの隙に!?
6月12日(日本時間13日)、ミルウォーキー・ブルワーズとシカゴ・カブスの一戦。
ブルワーズは2-0と2点リードで迎えた3回裏に無死二塁のチャンスを作り、バッターボックスにはロレンゾ・ケーンが入る。このチャンスにケーンの放った打球は平凡なゴロとなり二塁ベース後方でハビア・バイエズに捕球されてしまう。
飛び出していた二塁走者のクリスチャン・イエリッチが挟まれ、チャンスが潰えるかと思われた。このような挟殺プレーでは前にいる走者が時間を稼ぎ、後ろの走者は出来る限り先の塁を目指すというのがセオリーだ。そのセオリー通りにイエリッチが時間を稼ぎ、ケーンは二塁ベース付近に到達していた。
しかし次の瞬間、一塁ベースに相手守備がいないことを確認したケーンが逆走。その結果、二塁にイエリッチ、一塁にケーンが残り、このプレーを見た球場やベンチは大いに盛り上がった。
相手守備のミスを見逃さなかったケーンの頭脳プレーと、その直後に放ったトラビス・ショウの適時二塁打。単に駿足だけではこなせなかった2人のビッグプレーが得点に結びつき、同時に2つの「好走塁」が誕生した。
Heads up baserunning by the @Brewers or a brain fart by the @Cubs?
— Cut4 (@Cut4) 2018年6月13日
You be the judge. pic.twitter.com/bH2OcvlJ3U