防御率5点台の中後悠平は正念場
2018年に3度目のシーズンを迎えた中後悠平(なかうしろ・ゆうへい)は、メジャーリーグ昇格を夢見てダイヤモンドバックス傘下AAのジャクソン・ジェネラルズで戦っている。
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ここまで中継で19試合に登板した中後は0勝1敗、防御率5.92。24.1回で25奪三振を記録する一方で被安打33、与四球13、1回あたりの走者数を示す指標のWHIPは1.89という成績で、安定感が見られない。
5月に入って11試合のうち6試合で失点。11回投げて12失点(自責11)、防御率9.00と散々な成績である。メジャー昇格の第一歩はAAで結果を残してAAAに昇格することだが、今シーズン中後は結果を残せていない。ここから立て直しをはかることができるだろうか。
貴重な変則左腕だけに、ピタリとはまればおもしろい存在になることは間違いない。メジャーで終盤を任されている平野佳寿との日本人リレーを実現させるためにも、踏ん張り時だ。
【今シーズン成績】
中後悠平(ダヤモンドバックス傘下AA)
19試合/0勝1敗/24.1回/25奪三振/与四球13/防御率5.92