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大谷、田中にリベンジなるか 3連戦で対決濃厚

2018 4/18 12:58mono
田中将大 大谷翔平
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Ⓒゲッティイメージズ

大谷はスライド登板

4月15日のロイヤルズ戦に先発予定だった大谷翔平(エンゼルス)。しかし、季節外れの大雪の影響で試合は中止になり、登板がスライドすることとなった。
翌16日が試合のない日だったために、17日のレッドソックス戦で先発となった。投手としては、中6日のローテーションで投げるとすれば、24日のアストロズ戦、打者としては27日からヤンキースと3連戦が組まれており、そちらでの出場が有力視されている。

対戦相手のヤンキースの先発ローテーションを見ると、田中将大(ヤンキース)が、その3連戦で登板することが濃厚であり、野手・大谷との対決が実現することになりそうだ。もちろん、これからも天候に左右される可能性はあるため、あくまで現時点という注釈つきではある。

【エンゼルスの日程】
4月17日〜19日:レッドソックス(ホーム)
4月20日〜22日:ジャイアンツ(ホーム)
4月23日〜25日:アストロズ(ビジター)
4月27日〜29日:ヤンキース(ホーム)

【ヤンキースの日程】
4月16日〜17日:マーリンズ(ホーム)
4月19日〜22日:ブルージェイズ(ホーム)
4月23日〜26日:ツインズ(ホーム)
4月27日〜29日:エンゼルス(ビジター)

日本では田中に軍配!

田中将大

Ⓒゲッティイメージズ

 

田中がメジャーリーグで対戦した日本人野手はイチロー(マリナーズ)、青木宣親(現・ヤクルト)、川﨑宗則(元・ソフトバンク)の3人。対イチローでは打率.500(4打数2安打)と分が悪いが、その他の2人はともに抑えており苦手意識はない。

田中は2014年に海を渡っており、大谷と日本で対戦したのは2013年の1年だけ。2013年の田中と言えば、24勝0敗1セーブと神がかった活躍を見せたシーズンだ。
田中はルーキーだった大谷を完全に封じ込め、11打数ノーヒット6三振と圧倒的な差を見せつけた。あれから5年が経った今シーズン、どのような投球を見せてくれるか楽しみだ。

日本人対戦で思い出されるのはイチローと野茂英雄(当時・レッドソックス)の初対決だろう。
すでにメジャーで実績を残していた野茂は、3度目の打席でイチローの背中に死球をぶつけた。田中も大谷に対してメジャーの先輩として格の違いを見せるため、死球を恐れず厳しいところをついていきたいだろう。

 

【田中将大と大谷の日本での対戦成績】

  • 大谷翔平
    打率.000(11打数0安打)6三振

 

【田中将大と日本人野手のMLBでの対戦成績】

  • 青木宣親
    打率.250(8打数2安打)1三振
  • 川﨑宗則
    打率.200(5打数1安打)3三振
  • イチロー
    打率.500(4打数2安打)1三振

 

※文中の日付は現地時間